移籍・レンタル・戦力外「ら」スレpart658

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625U-名無しさん@実況はサッカーch
【番長・杉山茂樹の観戦記】Jリーグとメディアの不思議な関係

 それにしても不思議なのは札幌だ。28節を終わって4勝5分19敗。勝ち点17は、ダントツの最下位だ。
残り6試合。16位との勝ち点差は15。J2転落は決まったも同然の状態にある。シーズン当初からずっと
この状態を維持しているにもかかわらず、三浦監督のクビはいまだ繋がったまま。外国ではあり得ない話だ。

 さらに言えば、そんなクラブの状態に対して、地元メディアが激しく迫ったという話も聞かれない。
これもまた外国ではあり得ない話。試合後の記者会見は、いったいどんな雰囲気の中で行なわれて
いるのだろうか。チームスポンサーでもある北海道新聞は、この状態をどんな思いで見ているのか。
批判は敢えて押し殺し、応援する立場で温かく見つようとしているのなら、その最下位は当然の結果と言える。

(中略)

 北海道にしろ、静岡にしろ、埼玉にしろ、地方のメディアはなぜこうも静かなのか。この姿勢がもし
当たり前だとすれば、Jリーグに発展は見込めない。僕にはハッキリそう見える。

 東京のメディアの中には、岡田ジャパンについて是か非かを問う記事は、それなりに多く見かける。新聞、
テレビ以外の決して大きくないメディアが、数多く存在することと、それは大きな関係がある。
あるサッカー雑誌が最近、行った調査によれば、約7割のファンが、岡田サッカーに不満や不安を感じているとの
結果が出たそうだが、新聞やテレビといった大きなメディアは、そうした声に的確に答える報道をしていない。
敢えて無視。当たらず障らずの姿勢を貫いている。

 つまり、一部を除く日本のメディアは、サッカーには向いていないという話になる。柏レイソルが、引き分けを挟む
10試合勝ちなしを続けたら、監督交代の話は出て当然。7月末から6試合連続で勝利なしを続けたガンバ大阪の
場合もしかり。実はJリーグには、突っ込みどころがいっぱいあるにも関わらず、中央の大メディアは、そこに
迫れずにいる。地方のメディアも、騒動を好んでいるようには見えない、喜怒哀楽を極力抑えた報道に終始している。
愛はあるのか! と、思わず叫びたくなる今日この頃だ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3850759/