ジェフユナイテッド千葉≡JEF UNITED 791≡

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393U-名無しさん
ニッカン 本文記事

ワンダーボーイ獲得へ、名門が本気になった。
千葉は開幕直後から、セカンドストライカータイプの補強候補を多数リストアップ。
その中から、ニューカッスルとの契約延長交渉が難航中の、イングランド代表FWが浮上した。
複数のJリーグ関係者によると、千葉の幹部は12日までに複数の代理人に、獲得条件についての調査を依頼。
オーウェンの代理人、トニー・スティーブンス氏サイドとも、接触を試みているという。

昨オフには、MF羽生ら日本代表クラス5人離脱の代償として、10億円以上の移籍金を手にした。
資金があるにもかかわらず、開幕後のチームの低調を受けても、補強の動きをみせなかった。
しかしここに来て、ミラー監督招聘に続くサプライズ。
欧州の移籍市場が解禁になる7月を見据えて、あえて沈黙を保っていたものとみられる。

オーウェンに対しては、すでにマンチェスターUが約15億円の獲得資金を準備している。
競合には、巨額の資金が必要だ。
だがメリットはそれ以上に大きい。
日本でも人気のオーウェンは、集客やスポンサーを爆発的に増やすことが確実。

クラブ周辺にも、膨大な経済波及効果が望める。
フクダ電子アリーナに近い蘇我駅周辺で、サッカーと連動した再開発を目指すメーンスポンサーのJR東日本にとっても、
オーウェン獲得資金は回収が計算できる先行投資になる。

くしくもリバプールは、19世紀半ばに工業地マンチェスターと鉄道でつながれ、産業革命に寄与した港町。
港湾都市千葉を本拠地とし、JR東日本がバックアップする千葉とは共通点が多い。
リバプール出身のミラー監督、同地で世界のスターへ駆け上がったオーウェンのタッグは、
地元とともに発展を目指すクラブの象徴としてうってつけだ。

続く