365 :
U-名無しさん:
僕は埼玉を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、俺達は世界の強豪の一員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
世界3位を勝ち取ってから早半年。
3位になったときのあの喜びがいまだに続いている。
「3位・・・」
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
世界の強豪クラブの名に恥じないチームであっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは自分で作り上げていく物なのだよ」と。
僕たちは感動に打ち震えます。
「そして君達は世界の浦和なのだ。世界が浦和に何をしてくれるかを
問うてはならない。浦和が世界に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
無冠に終わった昨年。
でもそれは将来世界をになう最高のエリートチームである僕たちを鍛えるための
天の配剤なのでしょう。
浦和を作りあげてきた先達の深い知恵なのでしょう。
このチームで学んだことにより、僕たち浦和のサポーターは伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしきチーム。
知名度は日本一。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
先輩たちの残した数々の素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの人には「東京です」の一言で羨望の眼差しが。
「FC東京」の次の一言で憧憬の眼差しが。
FC東京のサポーターになって、本当によかった。