西野監督困った「加地 遠藤は疲れている」
◆ 代表選手の過密日程で来季不安 ◆
08年はアヘアヘスタート!?G大阪は25日、天皇杯準決勝・広島戦(29日・エコパ)へ向け
吹田市内のグラウンドで練習を再開。西野朗監督(52)は、代表選手の“ド短期オフ”について思わず不安を口にした。
「代表の活動が活発になっていく中、影響を受けざるを得ない。今年の疲労が残ったまま来季を迎えることになりそう」
天皇杯敗退でJクラブの多くが長期オフに突入している中、ガンバは松下電器時代以来、
17年ぶりの天皇杯優勝へ向け練習に励む毎日。元日に行われる決勝まで進めば、1月15日から始まる
日本代表合宿(鹿児島)までは約2週間しかない。しかも、代表から指揮官の元に送られてきたガンバ用の
「参考スケジュール」に記されたオフはわずか5日。「この休みで、というのは難しいと思う」と表情を曇らせた。
指揮官が特に気にかけたのは、クラブでも代表でもフル回転の加地、遠藤の疲労だ。
「加地、ヤット(遠藤)は相当ダメージを負っている。回復しないまま始まることになる」。
2月に入ってもW杯3次予選に東アジア選手権と休むヒマはなし。
過密日程を克服しなければACL制覇、リーグVは見えてこない。
◆ 明神アピールだ 岡田監督視察 ◆
MF明神が“御前試合”で猛アピールする。「チームが勝つことが大事。その延長線上に代表がある。
意識せずいつも通りやるだけ」。広島戦に日本代表・岡田監督が視察に訪れる予定で、1月15日から
行われる代表合宿の追加招集候補に挙がっている献身ボランチにとっては絶好のチャンスだ。
「選手である以上は(代表に)入りたいと思うのは当然のこと」と闘志をみなぎらせていた。
http://www.sponichi.co.jp/osaka/socc/200712/26/socc213795.html