もはようとりすれ ノシ
日刊…
・大分 安貞桓? アウグスト残留白紙 エジムンド、ウェズレイ、金信泳も候補
第3の男が決まらない。大分が9日、来季の外国人選手補強の見直しにせまられた。MFエジミウソン(31)MFホベルト(28)に続き、残留させる方針を固めつつ
あったMFアウグスト(24)が、8日の天皇杯G大阪戦でも不発。恥骨炎から復帰後、公式戦3試合不発で、クラブは残留方針を1度、白紙に戻した。
選手からは、フロントにアウグスト残留を希望する声も届いていた。「チームに溶け込んでいるし、けががなければ、これほど力を持った
選手はなかなかいない」と、クラブ幹部の評価は高い。だが、半年以上も戦列を離れた恥骨炎の回復具合に不安が残る状態だ。
クラブは急遽、これまでリストアップしていた新外国人選手の再調査を行うことを決めたが、近年、豊富な資金で選手を集める中東クラブの
影響で外国人選手の年俸は急騰。人件費約10億円の大分は外国人選手1人に2億、3億円もつぎ込めない。さらにFWセルジーニョのように
「日本のサッカーにフィットするのに時間がかかるのは避けたい」(同幹部)方針だ。
リストの中から元東京Vのエジムンド(36=パルメイラス)広島退団が決定的なFWウェズレイ(35)C大阪から鳥栖に期限付き移籍中のFW金信泳(24)
元清水のFW安貞桓(31=水原三星)らにしぼって再調査に乗り出すが、時間は少ない。最終的にアウグスト残留との選択となるが、再調査の結果によっては、
外国人選手2人態勢で開幕を迎える可能性も出てきた。