契約切れで争奪戦予想される中 エジ「アルビ残りたい」
アルビレックス新潟のFWエジミウソン(25)が21日、来季の去就について「残ってやりたい気持ちは ある」と
自らの考えを明らかにした。浦和など複数クラブが獲得に乗り出す動きが表面化する中、残留への最大の
ポイントは年俸などの条件面。クラブとの交渉が注目される。
得点王へも意欲満々「あと5得点以上取る」
20日の川崎戦で2戦連続ゴールを決め今季の得点をランキング5位の14に伸ばしたエジミウソン。
4年連続の2桁得点をマークするなど安定した決定力は大きな魅力で、今季限りで新潟との契約が
切れることから、他のJクラブが積極的に触手を伸ばしている。
そんな中、エジミウソンが現在の心の内を静かに話した。「(新潟に)残ることを念頭に置いている。
4年間すごくいい時間を過ごしているからね。ただし1人の気持ちで決まることでは ない。クラブが
判断してくれると思う。」
新潟は代理人を通じ水面下で残留交渉を続けているが、ネックはチーム最高額と言われる金銭面。
契約延長には さらに上積みが必要となり、折り合いが つかなければ、J1昇格の04年からチームを
支えてきたエースが流出することになる。
今季も残り5試合。この日、聖籠町のクラブハウスでのダウン練習に参加したエジミウソンは
「あと5点以上取りたい。まだトップを目指しているよ。」と、18得点のジュニーニョ(川崎)
猛追へ意気込んだ。
今後、争奪戦が さらにヒートアップすることは必至だが、「いいトレーニングをして勝ちたい。」
まずは10月27の磐田戦に集中する。