ガンバ大阪 Part551       

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377その1
・ Reysol時代にやはり講演会を予定されていたが1週間前に解任、キャンセルを受け入れてもらえずプロの世界の厳しさを実感。
・ 代表監督を経てからJクラブの監督就任は珍しいパタン(岡ピーと2名だけ)。
・ 駒場ができる前にそこにあった広場がサッカーで遊ぶ憩いの場所だった。
・ 埼玉というサッカー処で育ったので自然に野球<サッカーな中で育った。
・ 少年時代からサッカーに関わった人生を送りたいと思っていた=教職を取れば一生子供とサッカーができると思って目指した。
・ 実業団(日立製作所)入団後も退団後は教職に進む方向で考えていた。
・ 学生時代の恩師に教職に就きたいことを相談したら「日立に恩を返さなければいけないだろ」と咎められた。
・ 運がいい人生を送っているとよく言われるが、代表(U−20)監督就任話は渡りに船だった。
・ 本日(7/17)に小学校周りで子供とサッカーをし、給食食べたりして楽しい時間を過ごせた。
・ そこであらためて感じたのが、プロのプレッシャーの無いところでサッカーができる楽しさ。
・ しかし、厳しいプロの世界にも、そこにしかない勝利でのみんなで分かち合える喜びや、選手の代表選出や海外チャレンジなどの成長を見れるドラッグ的な楽しさがある。
・ 監督浪人時代、オファーのあった大宮・浦和には、成績如何では家族に危険が及ぶので・・・と反対された。
・ しかし、できれば関東のクラブで指揮を取って見たかった。が、チーム力的にはガンバでやりたいと常々思ってたら、本当にオファーが来てびっくりした。
・ ただ、根っからの日立人が松下系に雇われるのはどうか・・・という葛藤もあった。
・ 関東を出たことが無く、異文化・海外と同じである大阪に行くのは不安が有ったが、46歳に時点の自分にはそこにチャレンジする気が有ったみたいだ。
378U-名無しさん:2007/07/17(火) 23:39:30 ID:1a0MA23P0
>>322
福田があほすぎたってなにがあったの?
379その2:2007/07/17(火) 23:39:30 ID:72xMrgDV0
・ ガンバでの6年間は、自分のチャレンジ以上に選手の成長が早くてびっくりしている。
・ 今の代表ならあと2〜3、3〜4、4〜5、5〜6人、代表に入ってもおかしくないレベルにある。
・ 最初にガンバに来たときの印象は、井の中の蛙な選手が多いと感じた。もっとチャレンジしたり、気付いたりすれば伸びる選手ばかりが、くすぶっててもったいないと思った。
・ 聞いていた関西のイメージとはかけ離れた「無口な選手が多い関西人の塊なチーム」だった。
・ 特に10番の選手は、監督のレベルを卓越した次元の違うところでプレーをする。声を掛け合わなくてもアイコンタクトや阿吽の呼吸でコンビネーションを築くすごい選手。
・ ただそこで声を出せばもっと伸びるだろうが・・・。
・ おとなしいタイプの選手が多いと、指導者としては決して指導しやすい環境とは言えない。
・ サッカーは反応スポーツ、野球とは違い常に瞬間の判断を求められる。
・ スタンドから全体を見渡してるサポーターからすれば、歯がゆいプレイが丸見えだろうが、2次元(平面)の中でプレーしている選手には、何がベストな判断かを選択できる選手は少ない。
・ 6年間という長い期間、指導者としての時間が与えられていることはとても幸せなことである。
・ 選手には、代表選出や海外移籍という高い目標をストイックに持って、どんどんチャレンジして欲しい。ガンバのレギュラー奪取位では満足はして欲しくない。
・ 10番が10人いても、恒が10人いてもいいチームにはならない。
・ 個性の違う個人のぶつかり合いや融合で化学反応が起きて、1+1=2以上のものを出せるようなチームになることを期待して指導している。
・ その中でチームメイトの個性を消してしまう個人プレーやアピールばかりにはしる選手は駄目。全員で目標に向かってやっていこうという意識の持てる選手を育てたい。
380U-名無しさん:2007/07/17(火) 23:40:00 ID:fEPwGafH0
>>377
一番上ワロタ
381その3:2007/07/17(火) 23:40:22 ID:72xMrgDV0
・ U−20WCに出た安田は金キラ頭にして旅立っていったが、そういった自己啓発行動は悪いことではない。
・ ただ、外観だけでなく、人が真似できないような自分のいいプレイを披露できるような、本番で出すことで自己主張できるようになって欲しい。
・ 実際、安田はWCではいいプレイをしていた。怖いもの知らずで飛び込んでいったのかもしれないが、さらに伸び代はあるし、満足せずにさらに努力して欲しい。
・ 世界基準を体で知って帰ってきたはずなので、今後は今までのガンバ基準ではなく世界基準で指導していきたい。
・ 監督の仕事としては、選手に良い環境を与えることで、その中で成長をして行って欲しい。
・ 昼食を一緒に取れてコミュニケーションがはかれるようになったり、国が管理する規制の多い練習場が、枚数が増えたことでメニューをこなしやすくなったりしてきている。
・ これもクラブやフロント・スタッフ等の協力があったからできたこと。そのなかでスタッフ間の意志の疎通も大事なこと。
・ 例えば、選手が練習後のマッサージを受ける際には、なかなか人に言えない愚痴や不満を口にすることもある。それらの一部でも監督の耳に入ることで、ベストな対応を考えることができる。
・ このようにメディカルスタッフと監督間のつながりは重要で、他にも出場したいが為に怪我を隠そうとする選手や、逆に小さい怪我でも休もうとする選手も、監督が把握することで長期離脱等の最悪の結果を防ぐことが可能になる。
・ だから、スタッフとの6年間の長い付き合いの中も、なぁなぁにならずに、はっきりと言い合えるところは作らないといけない。
・ チームには1人や2人、闘将と呼ばれるような周りに激をとばせる選手を置くチームが多い。
・ 今のガンバには、そういった選手はいない。ゲームキャプテンにしても背中で引っ張るタイプだ。
・ チーム状況が良いときはそれでもかまわないが、悪くなったときは少し心配。監督自身も闘将タイプとは言いがたく、どちらかというとスマートに運びたいタイプなので。
・ ただそういった状況にも対応できるように、自分がそういった根性や精神論も唱えなければならないときが来るかもしれない。今後ういった面も自分で磨いていくつもり。
・ そういったチームリーダーには誰がなってもよいが、意識を強く持たすことも必要。
382その4:2007/07/17(火) 23:41:16 ID:72xMrgDV0
・ 今は首位にいるが、今後はガンバを引きずり降ろそうとする勢力と、戦って行かなければ行けない。
・ 趣味は神社・仏閣巡りや森林浴と地味だが、采配は強気で行って行きたい。
・ 相手の監督が嫌がるような采配をしたい。例えば相手がやりたいことを先手を取ってやるようなこと。
・ 強運の持ち主だと言われるが、それで直感的に判断して来ている結果なので、そういったアグレッシブな何段や強気な所は続けて行きたい。
・ 毎年のように、得点王が抜けたり、チームの精神的支柱が抜けたりとチーム状況が望まない方向に変わる中で、それが新たなチャレンジに繋がり、今のところは良い方向に向かっていると思う。
・ しかし、プロスポーツのことなので、いつかは成績が落ちてくる時期が必ず来る。そのときにクラブやフロントと協力して、そういった波が小さくなるようにしなければいけない。
・ 6年間という長い時間が与えられているので、そういった長い中で優勝できたのは当たり前の結果である。
・ 育成と強化という相反することは、両立させることが難しいが、バランスよくやっていかなくてはいけない。
・ 今年は選手が特によくがんばっていてくれている。ベンチの指示が無くてもピッチなかで選手たちが自分たち考えてよくやってくれている。
・ 今は首位だが、ガンバが常に勝てるチームだとは思わないでください。
・ 負けないサッカーなら11人全員がゴール前に並べば負けないと思う。しかし双方のゴール前での攻防が多いスペクタクルでファンタジーなサッカーを見せたい。
・ 去年までは3点取られても4点取るサッカーを目指していたが、今年は失点を減らせているし、選手はがんばっている。
・ 子供たちと今日1日楽しく過ごして、こういった遊び心や楽しくサッカーする心を持たなければいけないと感じた。心の余裕や広い視野を持ち続けたい。
383U-名無しさん:2007/07/17(火) 23:41:22 ID:ODVDcJgf0
たぶん釣りだと思うけど、「○○になら楽に勝てるっしょ」とかね・・
楽に勝たせてくれる相手なんているわきゃない。
っていうか、楽に勝たせてくれないからサポとしても燃えるんだがw

J開幕初期はまだガンバサポじゃなかった(同世代に松波がいたから
何となーくスポ新とかで試合結果見てたぐらいだった)けど、ガンバが
弱かったのは認識してた。それだけに、自分がガンバサポになったのも
含めて今の状態が信じられないw
384U-名無しさん:2007/07/17(火) 23:41:31 ID:CJgvTNrh0
>・ Reysol時代にやはり講演会を予定されていたが1週間前に解任、キャンセルを受け入れてもらえずプロの世界の厳しさを実感。

いきなりネタから入るとは、やるな、にしのんw
385最後:2007/07/17(火) 23:41:51 ID:72xMrgDV0
・ 固定観念は持たずに状況に合わせた対応をしていくが、その中ででも目標は一つ「優勝」である。
・ 欧州ではチームのレベルを上位・中位・下位と分けて、そのチームのレベルに応じた目標をもって1年間を戦うが、Jリーグでは18チームすべてが優勝を狙えという非常に厳しいことを要求される。
・ そのプレッシャーに押しつぶされないように、今日会った子供たちとの楽しい時間を忘れないようにしたい。
・ 昨年は悔しい思いを、チーム全員がしてきているので、今年こそという思いを持っている。皆様には暖かい応援をお願いします。
・ 今日はお忙しい中、ゴールデンタイムに来ていただきありがとうございました。



以上