2008年12月6日
J1リーグ第34節
清水エスパルスvsFC東京 日本平スタジアム
FC東京悲願の初優勝がかかったこの試合。FC東京は引き分け以上で優勝が決まる。
前半25分、FC東京は浅利のコーナーキックをファーから飛び込んだ鈴木(規)がダイビングヘッドで決め、先制点をあげる。
その後も終始FC東京ペース。ルーカスを起点に一方的に攻め込むがなかなかゴールを割れず。
後半に入り清水も反撃に出る。後半25分、怪我を押してベンチ入りしていた清水の新エースストライカー、戸田光洋を
元エースのチョ・ジェジンに代えて投入
すると後半40分、戸田がFC東京ディフェンスを翻弄し、ドリブルで5人を抜いてシュート。
FC東京GK土肥の手をかすめバーにはじかれて跳ね返るも、カバーに来ていた茂庭のお尻に当たり運悪くオウンゴール
まさかの同点。
FC東京は守備を固め逃げ切りを図る。ロスタイム表示は3分。
ロスタイムに入って1分が経過。ここで清水MF藤本のスルーパスからオフサイドラインぎりぎりを抜け出した戸田を
FC東京茂庭が倒して痛恨のPK献上。茂庭はこのプレーの際に左太ももを痛めピッチの外に。
FC東京GK土肥の後ろでは、初優勝を信じるFC東京サポーターがブーイングとも呼べない悲痛な声で祈りをささげている。
PKを蹴るのは戸田。これがゴール中央に決まる。清水が逆転。1-2。絶望に打ちひしがれるFC東京の選手とサポーター達。
しかしゴールを決められた土肥よりも早くボールを取りに駆け寄る選手が。
戸田光洋だった。ゴールを決めた戸田は泣きじゃくりながらボールを取り、全力でハーフウェイラインまで走った。
続きを読む
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄