>>392 (続き)
−満足できる2年半だったか。
常に全力投球で何事にも向き合った。高本社長との合言葉は「アクセルのみの
ブレーキなしで、前進あるのみ」。県サッカー協会と協力して、練習会場となっている
徳島スポーツビレッジを板野町に完成させたことは、合言葉通り、前へ前へひたすら
進んだからこそできたと考える。
−徳島初のプロスポーツとして、地元に定着しつつあるようだが。
一試合当たりのホームの観客数が05年の約4400人から、06年は約3500人と
減ったのは厳しい現実だ。初年度は話題性といった追い風があったが、2年目は
成績不振もあり観客を増やすことができなかった。3年目は正念場。選手は旋風を
起こし、新たなファンを獲得できる雰囲気を作り出してもらいたい。運営スタッフは
各自が自立して、自分の役割をやり遂げなければならない。
−サポーターに一言。
参戦してまだ3年目。毎年のようにJ1昇格争いをしているチームと比べて、運営
資金は潤沢とはいえない。そんな状況の中で、昇格に向けたチームの基礎を
しっかりとつくっている最中だ。地元チームを温かく見守ってほしい。私もサポーター
の一人としてスタンドから見守る。