合同新聞の記事が出てないんで書いておくよ
【トリニータ】マスコット製作に着手 お披露目は来季
大分トリニータはクラブ発足14年目で、マスコットキャラクターの製作に着手する。J1チームでマスコットがないのは大分とFC東京だけ。4月2日からデザインを募集し、2008年のトップチーム新体制発表と同時にお披露目する。マスコット誕生による効果は?
J1のマスコットで一番人気は清水エスパルスのパルちゃん。耳が翼になった架空の動物。性格は社交的で目立ちたがり屋。試合前のパルちゃんショー(約10分)が好評。人気ドラマ「ドクターコトー診療所」の主人公にふんし、白衣で自転車に乗って登場することもある。
清水広報担当の上田健太郎さんは「サッカーとは違うエンターテインメントの柱。清水以外のサポーターがパルちゃん目当てにくる。グッズの売り上げもすごい。パルちゃんを通して、清水の存在を肯定的に見てもらえる」という。
大分は03年のJ1昇格後からマスコット製作が検討課題だった。経営難に陥ってタイミングを逸し、06年1月にエンブレム、ロゴだけを一新。ファミリー層のファンが多く、子どもから「マスコットをつくって」とニワトリや猿の絵を手描きした手紙が届いたこともある。
一方、FC東京はマスコット製作の賛否両論を受け「創部10年目を迎える08年シーズン開幕を目安に検討する」としている。
県内では大分国体マスコットキャラクターのめじろんが人気。県国民体育大会・障害者スポーツ大会局が作製したグッズ(12種類)は1700万円の売り上げ(06年1月―07年3月15日)。
大分フットボールクラブ社長室の豊東和夫さんは「大分国体の開催年に登場させる。大分らしい動物にするか、G大阪のような人間にするか。個性的なデザインを楽しみに待っている。将来的にきょうだいを増やしたい」と話している。