移籍・レンタル・戦力外「ら」スレpart392

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822U-名無しさん
106 :西スポ:2007/01/27(土) 02:15:18 ID:dNcwSlKJ0
グルノーブル 梅崎移籍

J1大分は26日、MF梅崎司(19)のフランス2部のグルノーブルへの期限付き(レンタル)移籍を発表した。
大分と梅崎が今季から新たに3年契約を結び、グルノーブルへは1月31日から6月末まで5カ月間のレンタル移籍となる。
九州のJクラブの日本人選手が欧州へ移籍するのは初めて。梅崎は「グルノーブルでレギュラーを取って
将来的にはスペインのような強豪のリーグにいきたい」と抱負を口にした。

迷いはなかった。「大分に残っても成長できたと思うが、自分には世界一の選手になるという夢がある。
ここで勝負しないといけないと思って(移籍を)決めた」。九州で生まれ育った梅崎が主戦場をフランスに変えた。

夢が現実となった。長崎・諫早小6年のときにイタリア・セリエAペルージャで活躍していたMF中田英寿(元日本代表)の
姿にあこがれ卒業文集に「日本代表になってやがては海外で活躍したい」と記した。その大きな目標に向かって成長の道を歩み、
昨年はフル代表に選出。今回の移籍もクラブの親心をあえて振り切って決断した。

大分とは3年契約を結んだ上での5カ月のレンタル移籍。大けがを負ったり、環境になじめなかったりした場合に復帰できるが、
梅崎は「グルノーブルでレギュラーを取って、将来的にはスペインの強豪クラブにいきたい」と胸を張った。

グルノーブルとの契約交渉はスムーズにはいかなかった。金銭面や移籍時期など条件に大幅な開きがあった。さらに大分にとって
ユース時代から手塩にかけて5年間育てた秘蔵っ子を簡単には手放したくはなかった。だが最終的には海外移籍を熱望している梅崎の志を尊重し、
「レンタル料はわずか200万−300万円」(クラブ関係者)と通常の半値以下で大分側が譲歩する格好となった。

大分を運営する大分フットボールクラブの溝畑宏社長は「“大分のDNA”を持って世界にアピールしてくれ」とエールを送れば、
梅崎は「大分にいたという誇りを持って戦いたい」。グルノーブルのエースになる覚悟で海を渡