米子の花火事故:花火会社社長と花火師を書類送検 /鳥取
米子市であった花火大会で昨年7月、花火の燃えかすが落下して見物客2
人がやけどを負った事件で、境海上保安部は29日、花火を打ち上げた米子
市の花火会社社長
>>661(58)と群馬県太田市の花火師
>>656(29)を、
業務上過失傷害容疑で鳥取地検米子支部に書類送検した。2人は容疑を認め
ているという。
調べでは、会社社長
>>661は大会を主催する米子がいな祭振興会から花火
の打ち上げ業務を受注し、花火師
>>656は現場の業務を担当。事件は昨年7
月31日午後8時半ごろに発生したが、会社社長
>>661は準備作業に立ち会
う義務を怠り、花火師
>>656は「見物人まで届かないだろう」と考え安全確
認の試験打ちを行わず、打ち上げ場所から約300メートル離れた観客席に
向かって花火を打ち上げ、見物客の女性(46)ら2人に全治20〜3日の
やけどを負わせた疑い。
花火大会は同日午後8時〜9時、中海海上で7000発の花火が打ち上げ
られた。【小島健志】
6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日13時1分更新