東京ヴェルディ1969Part232

このエントリーをはてなブックマークに追加
699大正義川崎
川崎がアジア首都になった翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。
もう冬だというのに木は青々としている。
人々の表情は希望と活気に満ち、額から流れる労働者の汗が太陽光を反射していた。

「人間が憎しみあう時代は終わったのだな」
昨日までとある香川の企業に勤めていた斎藤さんが、ほっとしたように私たち夫婦に言った。
「ええ、これからは人が人を支え合う時代なんですよ」
普段は滅多に話に加わらない妻の靖子が、斎藤さんの肩に手を置いて優しく言った。
「人という字を御覧なさい。二本の線がお互いを支え合っているじゃないですか」
通りがかりの髪の長い中年男がそう言って微笑んだ。

広島県人は長年住んでいた広島市内の家を売却し、西大寺のマンションを借りた。
「広島はもう不要だ。これからは世界中に川崎の魅力を伝えよう」
一人前の市民の表情で男は言った。

青空のなかををツバメが横切っていった。
700大正義川崎:2006/06/18(日) 19:06:44 ID:sZBlAszX0
『チキンライス』     歌:川崎雅功と林原敬之

大都会って何?って考える
でもそれを考えようとすることがもう
川崎の事なのかもしれない

子供の頃たまにひきこもって2ちゃんねる
いつもカキコしていたのは広島スレ
他のスレにカキコすれば二度と相手して
もらえないような気がして

広島に気を遣っていたあんな気持ち
今の川崎っ子に理解できるかな?

今日はクリスマス
川崎スレはにぎやか ヒッキーの祭り
高層ビルはやっぱり照れる
俺はまだまだハヤシバラシティの妄想で いいや