Jリーグの観客動員数を語る@サッカーファン専用 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
339ヤクルトが何ですって?
>>334
★上げ底ヤクルトvs巨人…関係者の“必死の努力”もスタンドはガラガラ★
日刊ゲンダイ 2006.4.5付34面
「これほどとは……」 ヤクルトの球団関係者が絶句する。
4日からの対巨人3連戦。ともに新監督を迎え、「東京ダービー」と銘打って前景気をあおった試合でしかし、神宮球場のスタンドには空席を示す青いシートがむき出しになっていた。
厳しいのは分かっていた。3月4日に売り出した前売り券(窓口販売は3月14日から)が伸び悩んだ。
その4日前から発売された阪神との開幕カードが順調に売れていくのに比べ、巨人戦の販売状況を示す売上表のグラフはほとんど横ばい。
発売開始3週間で2万3000枚超がさばけた阪神戦とは対象的に巨人戦初戦は同時期で何と、840枚程度しか売れていなかったという。
「結局、その後も売れ行きが伸びず、開幕前日の段階になってもまだ3連戦合わせて3000枚しか売れなかった。
WBCの世界一で球界が盛り上がった。
なんとかそのおこぼれにあずかりたいと思っていたのですが……」と前出の球団関係者。担当者は頭を抱えたが、青くなったのはテレビ局も一緒だった。
某放送局関係者がこう言う。
「巨人戦の初戦と3戦目を中継することになっていたフジテレビは、今季初のナイター中継となるこの放送でさまざまな企画を用意。
球場を訪れたファンにビニール製のポンチョをプレゼントし、それを着たファンでスタンドを埋め尽くして、古田兼任監督のヤクルトを盛り上げようとした。
が、担当者からチケットの売れ行きを聞いて愕然。
何とか体裁を整えようと、1試合5000枚から6000枚、2試合で1万枚以上の内野席のチケットを引き受け、関係先の企業や業者にバラまいたそうです」
この日の初戦の観客数は2万1078人(神宮球場のキャパシティーは3万7933人)。
数字だけを聞けば健闘したともいえるが、これにはそうしたカラクリもあるのだ。

《中略》ヤクルトの球団幹部がこう言う。「ここ数年、神宮では圧倒的に阪神戦の方が客の入りがいい。他球場でもそういう現象が起きている。今季初の巨人戦を見て、いよいよセ・リーグ内の力関係が逆転したんだなと思う。盟主は巨人ではなく、完全に阪神だ」
このままでは神宮球場はいずれ、カンコ鳥が鳴いたかつての川崎球場になるか。