↑↑↑ サンフレッチェ広島Part228 ↑↑↑

このエントリーをはてなブックマークに追加
29U-名無しさん
<18日付の「中国新聞」一面>
広島の小野剛監督(43)が、成績不振を理由に退団する事が17日、分かった。
<で、同じく18日付の「中国新聞」21面>
「サンフレ小野監督退団」「新布陣失敗 求心力失う」「球団 再建困難と判断」
(サンフレ番記者・佐藤正明記者による解説)
 広島の小野剛監督の退団が17日、決まった。
 「タイトル奪取」という高い目標を掲げた就任4年目。ただ、理想とは裏腹にチームは現在、球団ワーストとなる開幕から8試合勝ち星なし。
 3分け5敗の最下位(18位)に沈んでいる、この低迷に、球団は「日本人監督の育成」という方針の転換を余儀なくされた。
 事実上の解任といえる。
 今季は、FWウェズレイ、MF戸田和幸と経験、実績のある選手を補強し、7位だった昨季からのジャンプアップを期した。
 しかし、今季から採用した新布陣がチームに適応せず、8試合で21失点と持ち味の堅守が大崩れ。
 布陣の変更や若手の起用などに打開策を求めたが、効果は薄く、@の求心力も次第に低下した。
 開幕から白星がなくても球団は当初、小野体制での巻き返しを目指した。
 しかし、一昨日の対磐田戦で0-3の完敗。序盤での失点を重ねる状況は変わらず、立て直しは困難と判断した。
30U-名無しさん:2006/04/18(火) 05:50:28 ID:7sUhsERx0
>>29の続き

 早い決断の裏には、J2降格が決まった4年前の苦い経験がある。
 日韓W杯があった2002年、ガジ・ガジエフ監督の下で序盤からチームは低迷した。
 その際、W杯による中断期間中での監督交代に踏み切れず、立て直しが遅れた。
 開幕1ヵ月半での監督交代、球団の「同じ過ちを繰り返してはならない」という強い決意がある。
 就任1年目の2003年には、公約通りに「1年でのJ1復帰」を果たし、3年目には18チーム中7位まで押し上げた。
 しかし、補強優先のチームづくりの中で、有望な若手を育てられなかった事実は否めない。
 「育成型」だったクラブを今後、どのように立て直していくのか、新監督の手腕とともに、クラブの姿勢が問われる。(了)