33 :
U-名無しさん:
物好きその1・栃木SC
昨シーズンは前半を首位で折り返すも最終的には4位。
昨年、やっとJへ向けて検討委員会が発足したが、知事は法人化は2007か8年を想定し、
しかもあくまで今季も首位を狙える成績を維持できているのをみて県として協力する、という立場。
スポンサー、スタジアム(栃木グリーンスタジアムは球技専用だが改修が必要なうえ市街地から遠い)など
法人化以外にもクリアすべき問題は多い。
観客は昨シーズン最終節に3300人集めたが、 今季は県民の一層の盛り上がりを追い風に行政を動かし、
申請まで漕ぎ着けることに期待したい・・・。予算はあいかわらず1億に満たない。
物好きその2・ロッソ熊本
1年でJFLを飛び越えようと意気上がる九州のビッグクラブ。 予算は3億円を予定。地域の盛り上がりも凄く、
行政やスタジアムの問題はほぼ無い。 ただ、大事なところでコケる脆い面が心配。
補強も順調で、成績さえ伴えば今季昇格最有力になりうる存在。
物好きその3・FC琉球
沖縄からJを目指し、kyuリーグ2位ながら全国地域リーグ決勝大会優勝。元J選手も多く低予算ながら個々の質は高い。
行政の応援もあるが、Jj規格のスタジアムがないうえ、練習場やスポンサーの確保など問題が山積。
何より移動費が大変で今年の申請は様子見か。 今年の予算は1億5千万円見込みだが移動費だけで4000万円。
物好きその4 SC鳥取
愛称はガイナーレ。境港出身の漫画家・水木しげるに許可を貰い、チームキャラクターとして 鬼太郎と「ぬりかべ」を
使用している。05年12月18日、公式サイトにてJ入りを目指す事を表明。
地域に根ざした活動と、東部・中部・西部に下部組織を整備する事を06年度より取り組む、と明言したが、
現在地元としている米子市は協力にあまり積極的でない様子。
ならば、と「(バードスタジアムのある)鳥取市に移転してやる!」と息巻いているとの話もあるが、果たして・・・?
移転話も含め、ホームタウンの明確化やスタの問題、練習場の確保等、課題は山積である。
今年J2神戸とクラブ提携を結ぶ。
34 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 09:37:30 ID:7scJIIa60
ほか、Jリーグ目指す見込みのチーム=JFL編=
・YKK-AP、アローズ北陸
YKK-APは昨年のJFL準優勝。 アローズは3位。
すでにカテゴリー、実力的にもいつ目指してもおかしくなく、
J入りを望む人々からもったいないという声が以前から上がっている。
プロ化容認の決定権を持つYKK社長によれば、
「優勝」「観客平均2000人」「行政と県民の盛り上がり」
があればJリーグへ向けてGOサインを出す意向ともいわれる。
富山県サッカー協会はすでに両企業との話し合いを始めており、
今後は協会が主導となってJを目指す検討委員会のようなものが発足すると思われるが、
両チームの協力形態など詳細は今後の課題。
・三菱水島FC
JFLに上がる前までは威勢良くJ目指す宣言をしていたものの、
それが一気に現実味を帯びるJFLに上がったとたんトーンダウン。
今年のフットボールニッポン誌では「J目指すチーム」にも入っていない。
中国リーグで同じくJを狙うファジアーノ岡山との関係も不透明で、
当面J狙いは棚上げし、地固めに専念する可能性大。
・横河武蔵野FC
まずは選手寮から?
・アルテ高崎
今年改名。アマラオはじめ元J選手を多数擁し、
毎年J申請するも門前払いという、ある意味ネタチーム。
一方で昨年はチーム内で不祥事も相次いだうえ
ホームである高崎市もザスパ支援に乗り出し、Jの夢は絶望的
35 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 09:41:44 ID:7scJIIa60
ほか、Jリーグ目指す見込みのチーム=地域リーグ編その1=
・V・ファーレン長崎 (九州)
物好きクラブの多い九州における、ロッソ、琉球に続く有力株。
地域決勝の予選をホームに持ってくるほどの意欲を持つ。
長崎県内の地域的分散により全県一体というのは難しいかもしれないが
色んな意味で熱そうな所である。今期Jリーガーを補強、九州2枠の利を生かすか。
今年NPO法人を設立
・カマタマーレ讃岐 (四国)
香川の名門チームだった高商OBサッカークラブ→香川紫雲→サンライフFC→高松FCという変遷を経て
カマタマーレ讃岐に。
徳島、愛媛のJ入りに刺激を受けた県協会の後押しで四国3チーム目のJ昇格を高らかに謳う。
名前からネタのようなイメージでみられるが、カマタマーレは公募で決まったもの。
ホームスタジアムは高松に適当なハコがなく、J1規格を満たす丸亀競技場が有力視される。
・長野エルザ (北信越1部)
長野市協会の肝煎りでJを目指す。激戦の北信越リーグ優勝→地域リーグ決勝進出。
他のクラブが地域決勝に向けて補強を行う中、目だった補強は行われず、結果1次ラウンドで3戦全敗。
中心選手1人と、監督が退団の模様。 なお長野市周辺にはJ規格のスタジアムはない。
地元、県や県協会の支援も課題だが、いずれも目だったニュースはない。
ちなみに県サッカー協会は松本市にあり、田中康夫長野県知事はアンチサッカーともいわれる。
・松本山雅 (北信越1部)
愛称・ターミガンズ(雷鳥)。なんといってもアルウィンという立派なハコがあるのが強み。
昨年は北信越2部。前半戦は苦しい戦いが続くも、
元Jリーガー数名を補強し、懸案だった守備力を大幅に強化。
後期リーグを全勝し優勝。北信越1部昇格を決める。
12/20に来期のセレクションを実施。辛島啓珠監督(元ガンバ大阪)は今期も続投。
36 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 09:52:41 ID:7scJIIa60
ほか、Jリーグ目指す見込みのチーム=地域リーグ編その2=
・ツエーゲン金沢 (北信越1部予定)
石川からJを目指すべく石川県サッカー協会を中心に昨年発足した。
ツエーゲンはドイツ語と方言「強えーげん」にかけた造語。
12/11、北信越1部の金沢SCとテイヘンズの選手を中心にしセレクションが行われた。
「2015年、石川SCは北陸新幹線延伸をJ1優勝でお祝いします」(オフィシャルサイトより)
・フェルヴォローザFC (北信越1部)
石川からJを目指すもう一つのクラブ。
元は松任オレンジモンキーというクラブだったが、松任市の合併(→白山市)に伴い現在のクラブ名に改称。
いち早くJを目標に掲げ、順調にステップアップ。
最近ではフェルヴォローザカラーの自販機を設置するなど、地道に地域密着活動を行っている。
しかし、もともと金沢のベッドタウン的性格が強いうえ、その金沢で県協会主導によるツエーゲンが発足。
ここへきて大きな壁にぶつかりそうな悪寒。
・ヴァリエンテ富山 (北信越2部)
株式会社アトラスの支援により、J入りを目指す富山の第3勢力。
ただし東京の企業による一方的なJ宣言に対して、県協会が不快感を示し支援が期待できないのが致命傷になる恐れも。
昨期は激戦の北信越2部を戦い、惜しくも1部昇格ならず。
元ガンバ大阪、木場昌雄を選手兼コーチとして獲得。今期の1部昇格を狙う。
また、アトラスのバスケットボール部門として、富山グラウジーズがbjリーグに参戦する。
・ニューウェーブ北九州 (九州)
政令指定都市で唯一Jのない北九州からJを目指すべく、三菱化学黒崎FCを前身に発足。
地元のデパートや飲料会社などをスポンサーに地道な活動を続ける。
しかし激戦区のkyuリーグで、しかも福岡市の吸引力が大きい中で、 予算的、実力的に苦戦を続ける。
・バンディオンセ神戸 (関西)
セントラル神戸を改称。ユースなど下部組織も充実。 ヴィッセルに次ぐ勢力として、Jを目指すことを高らかにうたい強化につとめる。
昨年の地域リーグ決勝大会では1次リーグを突破したものの
決勝リーグでは最下位に沈み、ただ1チームだけJFL昇格に手が届かなかった。 当然巻き返しを図る。
37 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 09:53:32 ID:7scJIIa60
ほか、Jリーグ目指す見込みのチーム=地域リーグその3=
・静岡FC (東海1部)
静岡県3つ目のJチームを目指す。納谷宣雄(カズの父)がGM。
ここ数年は地域リーグ決勝大会直前の大補強→敗退で昇格失敗、の繰り返し。
昨年も大補強し、恵まれた組に入っておきながら敗退。
かつて中央防犯(→藤枝ブルックス→アビスパ福岡)がいた藤枝市に本拠地を移転し、
出直しを図る。今年も同じようにJ狙うんだろうな。。。。
・FC岐阜 (東海1部)
旧JFLにいた西濃運輸廃部以後、空白となっていた岐阜県社会人サッカーの地位向上を目指し
県協会の後押しをうけて発足。元日本代表森山を招聘し強化につとめ、順調にステップアップ。
昨年も劇的な東海1部昇格を決めた。
今年は続々と元Jリーガーが加入、 西濃運輸以来のJFLを狙う。
・ファジアーノ岡山 (中国)
県サッカー協会が中心となって発足。 ファジアーノはイタリア語でキジ。
箱は桃太郎スタジアムというJ1規格の良いものがある一方、
県内にJFLの三菱水島FCがあるために競わなければならない。
地域リーグ決勝大会ではロッソとグルージャのいる死の組に入ってしまい、あえなく撃沈。
国体終了後、Jへ向けた動きに対して、行政、経済界の動きが注目される。
・グルージャ盛岡 (東北1部)
「盛岡からJ」を掲げ、東北3番目のJ参入を目指す。
地元の温泉などと提携し、水戸から選手の供給をうけて強化につとめてきた。
しかし地域リーグ決勝大会ではロッソと同組になって敗退、JFL昇格失敗。
これをきっかけに数々の不祥事・未払いが発覚、スポンサー撤退でチーム存続の危機に立つ。
38 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 10:29:19 ID:OaZbUufg0
あとは・・・
・山口教員団サッカー部(山口)
山口県サッカー協会がこのチームを母体にクラブチームを結成する、と明言。
10年後のJ入りを目指す、と長期的な育成計画で動き出した。
チーム名は現在公募中、選手もこれからセレクションする、と手探り状態では
あるが、動きがない、と言われていたところのチームだけに、それなりに期待。
しかし、問題は山口県自体の一体感のなさと、成績面、本拠とする競技場か。
県の一体感のなさは今のところ置いておくとして、成績面では教員団自体の
弱さもあるが、セントラル中国が下から突き上げ、佐川急便中国が立ち塞がる
中国リーグの現状を打破しない事には、J入りなど夢のまた夢である。
また、本拠の競技場はおそらく現在と同じく維新百年記念公園陸上競技場と
なるであろうが、競技場自体の老朽化(特に客席の腐食)が激しい。改修は必須で
あるが、こちらは国体開催(H23年度)に向けて準備中らしい。
39 :
U-名無しさん:2006/02/23(木) 10:46:28 ID:OaZbUufg0
もう一丁。
・滋賀FC(滋賀県リーグ1部)
県内に強豪校があるにも関わらず、社会人でのプレーの場がない、との
ことで県サッカー協会の肝煎りで結成されたチーム。本拠は守山に造られた
練習場・ビッグレイク(野洲川歴史公園サッカー場)。2015年のJ入りを狙う。
昨年は1年目で関西リーグ2部入りを狙ったものの、3位に終わり昇格ならず。
今年は全国制覇の野洲高校の選手を中心に10人選手を補強。また、政財界や
大学などもバックアップに努める、としており、近畿2府4県で最も地味?な県が
半ば本気になりつつある。
それと、すみません。山口教員団の所属は中国リーグでした。失礼致しました。