オズ○?オズ●?オズ◎? 大分トリニータ169

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668朝刊チェック人 ◆urxe94P5UI
 大分トリニータは新戦力を含めて、今季の体制が決まった。“看板選手”の
FWマグノアウベス、MF吉田らが抜け、チームづくりを不安視する声もあるが、
新戦力のFWオズマールの加入などプラス材料もある。平均年齢は23.6歳と
いう若さ。Jリーグ最少の「25人体制」で臨む今季は、どんなチームになるのだろうか。
 「25人体制はチャレンジでもある」と原靖大分FC強化部長。厳しい財政
状況に加え、チーム内での競争力を高めるためにも、選手数を最小限に抑えた。
昨季、24人体制だった東京VがJ2に降格し、今季は35人体制に増やした
ことを考えれば、大きなかけだ。
 新期の予算は17億8000万円。うち監督、選手らの人件費は半分を占める。
古沢社長室長は「(昨季と比べ)強化費はほぼ横這い。人数を絞ったことで、
ほとんどの選手の年俸を上げられた」と言う。
 昨季の選手登録人数は開幕時が28人、J1リーグ最終節段階では27人。
シャムスカ監督体制下では怪我人も少なく、メンバーを固定できたことが好成績に
つながった。今季はシャムスカ監督の提案で、フィジカルコーチが新たに加わり、
2人になる。選手全員に目を届かせ、けがの未然防止につなげる狙い。
 新戦力は正式にプロ契約をしたDF福本を含めて9人。ブラジル人助っ人の
オズマールを筆頭に、高校卒4人、大学卒1人、他チームからの移籍が4人。
 補強のポイントは@今後3〜5年、大分を背負う人材は完全移籍や複数年契約で
安定したチームづくりをするAチームを象徴する選手(梅田、西山、三木ら)には
残ってもらうB経験豊富な選手の加入 などだった。
 オシム監督の下、「低コスト、高パフォーマンス」を実践した千葉は、
登録選手の全16人に他チームからのオファーがあった。年俸が安い大分も
“引き抜き”にあうことは避けては通れない。この状況で、FW高松の残留は大きい。
吉田の“穴”は西山、内村、増田らを軸に考えているようだ。
 オズマールは前からの献身的な守備も持ち味で「自分は11人のうちの一つの
駒でしかない」と明言。原強化部長は「シャムスカ監督がオズマールを選んだ
ことで、全員守備・全員攻撃のトータルフットボールを完成させようと考えて
いることが分かる」と話している。