サッカー専門新聞-EL GOLAZO Part12

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297U-名無しさん
日本代表がおかしい。ある一部の選手間で殺伐とした空気が流れている。
その一方、集中力のない選手が揚々と胸を張る―。

さて、どうしたものか。
数ヶ月後にワールドカップを控える日本代表から、
緊張感が全く伝わってこない。この表現を百歩譲っても、活気がない、ということになろう。
練習中での積極的な声出しなど皆無。
何となく紅白戦をして、何となくシュート練習をして、
何となくバスに乗ってホテルに帰る。そんな酷い状況なのである。
一部の暴発しそうな関係を除けば…。

スタメン組とサブ組の紅白戦のシーンだった。
両者がもつれ、ラインを微妙に割っていないボールが転々と転がった。
サブ組の長谷部が「出てない!」と言うと「出たよ!出た!マイボール!残念!」と
小野が長谷部を挑発するように立て続けに言った。
それはチームメイトの間から出るジョークの類ではなく、
明らかに悪意がこもっていた。
長谷部は少々困惑した表情を浮かべ、対戦相手の小野に渋々従った。
298U-名無しさん:2006/02/11(土) 13:57:35 ID:cvrLq2Xx0
福西、遠藤に覇気がないことはよくわかった。
言葉は悪いが。ヘラヘラして歩いている。
パスミスをしても追いかけないし、ボールを受けてもすぐ簡単に叩いてしまう。
挙げ句の果てには明らかにロングシュートのチャンスでも横パス。
昨日のロングシュートの練習は何だったのだろうか。
疲れているのはわかるが、それはサブ組も一緒である。
とにかく必死さが伝わってこない。

小笠原が長谷部に対して特に厳しいチャージをしているのは公然の事実だ。
ポジション的に近いものもあるのだろう。やけに敵視している。
それ自体は悪いことだとは思わないが、紅白戦でも、
長谷部のシャツをあからさまに引っ張ってボールを奪った。何度も、である。
明らかにファウルであるはずのプレーだった。
それでもジーコ監督は、小笠原のファウルを黙認した。
長谷部はその度に憮然とした表情で立ち上がり、プレーを続けた。

誰が福西を、遠藤を、そして小笠原を戒めるのか?主将?いや、違う。
チーム全体で良い雰囲気にもっていかなければならない。
それとも日本代表はそんな一部の選手達の「仲良しクラブ」なのか?

こんなことがまかり通ってしまうのは「スタメンが決まっている」という事情。
たとえ練習で素晴らしいプレーを見せても、決して覆らないという事情。
一体何のためのアメリカ遠征なのか。
一つだけ言えることは、この雰囲気を作ったのは
他ならぬジーコ監督であることは間違いない。