http://gendai.net/woman/contents.asp?c=044&id=19848 Jリーグの何が面白いのか 本国で通用しない選手が日本では主力になっている
97年に来日し、G大阪でプレーした元カメルーン代表FWのエムボマは「日本人DFなんていてもいなくても同じ」とウソぶきながら、
25ゴールを挙げて得点王に輝いた。その前年まで仏リーグでベンチから外れることも多かったダメFWがJリーグで大変身だ。
そして今年は、J1昇格を決めた京都のブラジル人FWパウリーニョ。現在22ゴールでJ2得点王。母国では並の選手だったが、「日本人は怖さもズル賢さもない」と話しながらゴール量産である。
外国で使いものにならない助っ人選手が、昔からJリーグでは水を得た魚のように生き生きとしてプレーする。なぜなのか。
もっとも、日本にやって来る助っ人は「落ちこぼれ」ばかりだ。
例えばブラジル人選手は名声と大金を狙い、欧州トップ6(イタリア、イングランド、オランダ、スペイン、フランス、ドイツ)入りを目指し、二線級がその他の欧州リーグ、
カタールなど中東の金満リーグへと目を向ける。
この競争に敗れたアブレ者がJリーグにやって来る。
落ちこぼれ外国人プロのたまり場がJリーグであり、日本人プロのレベルが低いから、すぐに主力として活躍できるのだ。