【見たい】東京ヴェルディ1969 Part144【ジウゴール】

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60U-名無しさん
翻って、私はスポンサーからの出向組の役員で、親会社しか念頭に無いクラブ経営者を幾人か見てきた。ある御仁は「○○新聞はうちを悪く書けないんですよ。私が入れた記者がいますからね」とプロトコールで自慢していた。話している内容の何と低劣な事か。
坂田は0-1の敗戦の後、残念そうに席を立った。
「でもね、サポーターに挨拶に来た選手の顔で分かるんですよ。今日は負けたけど、いい顔していた」
最後まで現場には顔を出さずに味スタを後にした。今は、前に出ず、密かに、それでもいささかの情熱も衰えることなくヴェルディにサポ席から視線を送る。
クラブから勇退した経営者は多い。されど、こんな過ごし方をしている人間は果たして何人いるだろうか。