■オシム語録研究所１２■

日刊スポーツ紙面より

『オシム監督VS反町監督　東西早くも”舌戦”』
両軍監督は含みのあるコメントの応酬で会見を盛り上げた。
口火を切ったのは西軍反町監督だった。「体格では勝てないが、試合では勝ちたい」。
東軍オシム監督も負けてはいない「前回一緒に指揮を執りましたが、敵になった今回にどんな
プレーを見せられるかが大事だと思います」とプレッシャーをかけた。

互角のやりとりも、終盤には年期の差が出た。お互いの印象は？　という質問に対して
「ひと言で表すのは難しいですね」と濁す反町監督。
だがオシム監督は「才能、ビジョンともに申し分ない。もっと大きなチームで采配を振るうと
もっと力を発揮するのでは」とコメント。
これには反町監督も「いつも言葉に裏がある方ですから」と苦笑するのが精いっぱいだった。

会見後には延長戦も。大会プログラム取材での対談は、熱を帯び1時間に及んだ。
オシム監督は反町監督から贈られた好物「柿の種」を手にして、笑顔で会場を後にした。


朝刊を今頃ゴメンね。