>>27 わたしにサッカー経験はありません。専門はリハビリです。
脳と神経の調和に関連して、リフティングを研究したことがあります。
実際のサッカーにどれ程役立つかはわかりませんが、思い出しながら極簡単に紹介します。
人間の体は、同じ動作を再現することが苦手。
例)薄い二枚の紙に同じ文字を書き、重ねて比較してみる。
一方で、過去の経験を応用することは得意。
例)異なる文字の大きさを揃え、連続して書くことができる。
人間は、視覚を使って微調整しながら、体をコントロールしている。
例)目をつぶって、自分の名前などの書き慣れた文字を書いてみる。
基準が不正確だと、的確に応用することがでない。
例)筆で字を書くと上手く書けない。
リフティングはフット・アイ・コーディネーションの発達をみる指標になる。
(基準を作る反応は、どのような時間効果曲線を描くか)
フット・アイ・コーディネーション=視覚と足の動きとの調和(連絡)
>>42 ひもに五円玉を結び、天井からぶら下げる。五円玉の高さは膝くらい。
両膝を伸ばした状態で足を交互に上げ、足の甲が五円玉の先端に届く位置に立つ。
左右交互に、足の親指爪で五円玉に触れる動作をくり返す。その際、視覚は五円玉に集中する。
十回触れては五秒休む。休憩中は視覚を五円玉から外し、リセットする。
これを5回で1セットとして、毎日朝晩2セット。
結果、一ヶ月で4割の人が、リフティングを50回以上できるようになった。
20回までなら、全員ができるようになった。
ボールだけを使用して練習したグループには、目立った効果が得られなかった。
ボールを拾いに行っている時間が多くなり、飽きも早かった。
五円玉ではなく鈴など音の出る物をぶら下げた方が、モチベーションの維持向上に効果的かもしれない。
成果をみるための、ボールを使ったリフティングテストそれ自体が、リフティングの練習となっていた可能性があり、はたして五円玉トレーニングだけでリフティング能力が向上したのかは検証不十分。
こんな感じでした。参考になれば幸いです。