アルビレックス新潟Part180

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875U-名無しさん
2年目の飛躍

チーム始動の4日前、東京でのJリーグ合同トライアウト会場。訪れた神田勝夫強化部長は進展しない補強に
「サポーターにはもの足りないかもしれないが、それでチームが弱くなるわけではない」と話した。
だが直後に、MF海本幸治郎、DF萩村滋則ら6人の獲得を発表。懸案だった右サイドとバックラインの形が整った。
名古屋からDF海本慶治の獲得が決まった9日、フロントは弟の幸治郎にもオファーを出していた。ただ障害となったのは
金銭的な問題。 ある幹部は「弟は移籍金が高いから厳しい」と獲得の可能性は低いと見ていた。
 一方で「(交渉の長引いている)鈴木慎吾は大丈夫(残留)だと思うが、安英学は代理人を通しての交渉なのでどうなるか
分からない」と、現有戦力の引き留めにも追われていた。
 しかし、名古屋から海本幸と安の実質的なトレードを持ちかけられ事態は急転。 全力を傾けた安の慰留には失敗したが、のどから手が出るほど
欲しかった右サイドアタッカーの獲得に成功。
FWエジミウソンの完全移籍、精度の高い右のFKを蹴れるブラジル人アンデルソンリマも加わり、反町監督は「1年間戦う態勢は整ったと思う」と補強
に合格点を与えた。
J1昇格元年の昨季、リーグでの成績もあり、新潟の事情をよく知る神田氏が強化部長に就任、スカウトも揃え強化体制を一新。成果はすぐに表れ、
高卒新人5人を獲得し、将来をにらんで若手育成にも手を広げた。
チームの総合力は確実にアップしている。