キング・カズ!三浦知良-6ダンス-

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120今朝のニッカン ◆59YUoCC76A
【カズ、ロベカル輩出クラブ買収〜オーナー兼現役キング】
神戸FWカズ(三浦知良=37)が、ブラジルのサッカークラブのオーナーになる。
サンパウロ州リーグ1部のウニオン・サンジョアン買収へ交渉を進めていることが6日、分かった。
ブラジル代表FWロベルト・カルロス(31=Rマドリード)らを輩出したクラブを買い取って「第2のカズ」育成に乗り出す。
カズはこの日、永住権資格更新のためにブラジルへ出発。プロ20年目の来季は、初の「オーナー兼任Jリーガー」となる。

--強行軍渡伯
カズ・オーナーが誕生する。この日、大阪から2泊5日の強行軍でブラジルへ出発したカズの目的は、永住権の更新だけではなかった。
ウニオン・サンジョアン買収のため、練習私設などを視察するビジネスも兼ねていた。
「1年ぐらい前からあった話で、興味は持っていた。今回、私設を見にきて欲しいということだったんでね」。
かつてカズ自身も所属したキンセ・デ・ジャウーのほかアメリカなどの複数の候補から、経営状態などを調査し、買収クラブを絞り込んだ。

サンパウロから車で1時間ほどのアララス市をホームとする同クラブは
90年にDFロベルト・カルロスが初めてプロ契約したことで有名。
全国選手権では3部と低迷するが、同国最高峰にあるサンパウロ州リーグでは常に1部の座を守っている中堅クラブ。
若い選手を育て、国内や欧州の強豪クラブに売る。育成能力にたけたクラブでもある。

--経営権数億
すでに交渉は進み、あとは正式に契約するだけ。完全にクラブの買収となれば数十億円はかかるが
経営権を年数を区切って買う場合は数億円程度で済む場合もある。
カズも「どういう契約になるかはこれから」と説明した。ただ、これが将来の大きなビジネスの第一歩となるのは確実だ。


121今朝のニッカン ◆59YUoCC76A :04/12/07 04:21:54 ID:TimlxeBl


もう1つ、カズにとっては「第2の母国」への恩返しでもある。
15歳で単身ブラジルへ渡り「日本人」がへたくその代名詞とされた時代に実力で名門サントスと契約。
偏見を乗り越えて90年、23歳で帰国するまで複数のクラブで活躍した。
オーナーに就任するのも、日本とブラジルのサッカー界の懸け橋になるためだ。

「18、19歳ぐらいの若いうちにブラジルで1年ぐらいやれば、経験になる。
そういうチャンスの場を与えられればと思う。もうかるとかじゃなく、サッカーを通じてブラジルといい関係をつくりたい」。
将来的には若手Jリーガーの武者修行の場として門戸を開放する方針で「日本人2、3人ぐらいが試合で活躍してほしい。
難しいと思うけど、そうなったらいい」と”オーナー”の顔で話した。

--プロ20年目
日本では初のオーナー兼任選手となる来年は、プロ20年目。
4日の震災復興支援チャリティーで今季を終えたばかりだが、すでに気持ちは来季に向いている。
ブラジルには、長旅の体調管理と現地でのコンディション調整のため
個人トレーナーを帯同させ、現地ドクターと左足首痛の治療もする。

「ブラジルは自分のサッカーの基盤。今でも、向こうに行ったら気持ちは原点に帰るんだよね」。
その目は、15歳で旅立ったときと同じように夢と希望に満ちあふれていた。
122U-名無しさん:04/12/07 04:23:20 ID:X58dj1lA
FWカズ(37)がブラジル・サンパウロ州リーグ1部のウニオン・サンジョアン買収へ。ロベカルら輩出した名門。
123U-名無しさん:04/12/07 04:24:33 ID:4778jPor
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(・  )━(∀・ )━(・∀・)!!

ってマジですか??
124122:04/12/07 04:30:45 ID:X58dj1lA
>>120
>>121
うぉ、こんな時間にかぶった。
125今朝のニッカン ◆59YUoCC76A :04/12/07 04:31:02 ID:TimlxeBl
◆三浦知良(みうら・かずよし)
1967年(昭42)2月26日、静岡県生まれ。静岡学園高を1年で中退し、ブラジルへ留学。
ジュベントゥージなどに所属後、86年にサントスとプロ契約。90年に帰国して、読売クラブ(V川崎、現東京V)入り。
94年セリエA・ジェノア、95年V川崎、99年クロアチア・ザグレブ。同8月に京都に移籍。01年から神戸。
Jリーグ通算285試合134得点。代表は90年9月26日バングラデシュ戦でデビュー。国際Aマッチ91試合56得点。
家族は理佐子夫人(36)と2男。177cm、72kg。

◆ウニオン・サンジョアン
1981年、サンパウロ州北西部のアララス市で創立。88年に州選手権1部に昇格。
ブラジル代表DFロベルト・カルロスら、世界クラスの選手を多く輩出した。
88年、クラブ初の海外移籍としてPJMフューチャーズ(当時)にバウディールを出すなど、日本との関係が深い。
今季は全国選手権3部。ホームはエルミニオ・オメット・スタジアム。

ジーコ監督も
◆選手権オーナー
ブラジルなど南米ではスター選手がクラブを持つ例も少なくない
元ブラジル代表FWロマーリオはリオデジャネイロ州アメリカーノのオーナー、MFリバウドもパラナ州の小クラブに出資している。
現役ではないが、日本代表のジーコ監督は、CFZというクラブを所有している。

日本人選手がチームを持った例としては、大リーグのドャース野茂投手が有名。
共同オーナーとして米独立リーグのエルマイラ・パイオニアーズを所有するほか
出身地の大阪にNOMOベースボールクラブを設立した。
126今朝のニッカン ◆59YUoCC76A :04/12/07 04:35:44 ID:TimlxeBl
【代表ならず…】
カズの代表復帰は来年に持ち越された。
4日のチャリティー戦でジーコジャパンドリームチームの一員として必死のプレーでアピール。
「もう1度ブルーのユニホームを着られるよう頑張りたい」と日の丸への思いを新たにしていた。
大阪・伊丹空港では「もし選ばれてもブラジルで調整するよ」と冗談口調だったが
選出された場合はブラジル出発を中止して大阪へ引き返すつもりだった。

◆ブラジルのリーグ戦事情
州、地域、全国で大会システムも毎年のように変わるため複雑。
トップレベルのチームはカップ戦も含め、あらゆる大会に参加するため、試合数が年間100近くにもなる。
今年は各リーグが1〜3月に行われ、全国選手権は4月に開幕した。
1部は24チームがホームアンドアウェーの総当たりで対戦し、今月19日で終了する。
現在Aパラナエンセが首位、サントス、サンパウロと名門か続いている。
上位3チームがリベルタドーレス杯(南米クラブ選手権)に出場。
4位はプレーオフ進出。下位4チームが2部に降格する。