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平山磐田入り確実 今秋にも平山Jの舞台へ
U-23日本代表FW・平山相太(18=筑波大)がジュビロ磐田入りする事が確実となった。
関係者等が22日までに明らかにしたもの。平山本人が最強軍団・磐田入りを示唆しているという。
U-23日本代表が出場する8月のアテネ五輪とアジアユース選手権(9/24〜10/8、マレーシア)後、
今秋にも特別指定選手として磐田入りする方針。”怪物”がJリーグの舞台でも活躍を始める事になりそうだ。
平山が出した結論は、磐田入りだった。「ジュビロに行きたい」と話していた。
事情に詳しいメーカー関係者によると、平山は磐田のクリエーティブなサッカーにひかれているという。
華麗なパス回しから敵DFをほんろうすサッカーはJリーグでもNo1と言われる磐田。
単なるポストプレイヤーで終わりたくないと語る平山の理想にピッタリのクラブと言える。
もちろん磐田サイドも平山獲得に熱心だった。ポスト・ゴン、中山雅史としての期待ももちろんだが、
主力にベテラン勢が多くなってきているお家の事情もある。そこで総力を挙げて平山獲得を目指していた。
平山の筑波大学進学が決まると、今度は特別指定選手としての争奪戦が始まった。その際に「本人が通える範囲」
というルールがあり、筑波大学と同じ茨城県の鹿島や、J2水戸が候補として挙げられるようになった。
だがこのルールに磐田は猛抗議・
その結果「高校生ではなく、大人の大学生なので地域を問わずに本人が希望するところでやればいい」
(日本サッカー協会田嶋幸三・技術委員長)という結論に落ち着いた。
平山の次の”進路”が内定したワケだが、有る在京クラブの関係者は
「そうかな、とは思っていたけどね。磐田はやり過ぎじゃないの?」と憤る。
とはいうものの、U-23代表のスタッフには磐田出身者が多いからだ。
山本昌邦監督をはじめ、石井知幸コーチと揃う。磐田には筑波大OBがズラリを顔を揃えている事も見逃せない。
中山を筆頭に藤田俊哉も筑波大出身・スタッフにも出身者が多い。平山は冬休みや春休み、
そして、夏休みなどをフルに利用して磐田に通い、Jリーグの舞台でもその真価を発揮することになる。
卒業後の磐田入りも確定的な状況だ。