●●●なぜサッカーは退屈なスポーツなのか?●●●

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【ブリュッセル12日共同】欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、巨額の赤字に苦しむイタリアのプロサッカークラブ救済のため、同国政府が今年から施行した政令が、EU法に違反している疑いがあるとして調査を開始した。

 政令は「サッカー救済法」と呼ばれ、選手を獲得したクラブが元の所属クラブに支払う移籍金の償却期限を、規定の3年以内から10年以内に繰り延べ、クラブの財務負担を軽減するのが狙い。

 これに対し欧州委は、自国のクラブへの間接支援となり、他国のクラブとの公平な競争を阻害する恐れがあると指摘。イタリアの1部リーグ(セリエA)の強豪ACミランのオーナーでもあるベルルスコーニ首相のテコ入れ策に、異議を唱えた格好だ。

 欧州サッカー界では、EU域内の移籍自由化で有力選手の獲得競争が激化、選手の年俸高騰やテレビ放映権料の減少などでクラブ経営が悪化しており、特にイタリアではかつての名門クラブ、フィオレンティナが昨年9月に破産宣告を受けるなど重症といわれている。

http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003nov/12/CN2003111201000039F1Z10.html