349 :
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遠からずこのネタどうりなることを願って投下する
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「日本代表広報官代行として永井洋一が話をしたい。デモは無用だ。
吾々は敗北を知り、無益な擁護を断念するに到った。全てが終わったのだ…」
「それは結構だが……日本代表ジーコ監督はどうなさった。
お姿が見えないが」
ひと呼吸おいて永井は答えた
「ジーコ氏は辞任された。見事な引き際だった。」
「解任派の諸君、吾々の目的は組織サッカーを浄化し、トルシエの
専制支配を日本サッカー界から抹殺することにあった。それが実現
できなくて残念だ。君達は結果として組織に縛られ(ry
中略
「吾々が求めているのはジーコの権力ではない。これは一時の方便だ。
自由と創造性に満ちたサッカーを実現するまでの、仮の姿だ」
「一時の方便ね……では問うが我々は2年の準備期間を費やしても自由な
サッカーとやらを確立することができなかった。今後また2年費やしても
確立できず予選で敗退するかもしれない。そうなった時ジーコは監督の座
にしがみつき、W杯出場の機会を奪って、一時の方便となおも主張する
つもりか!」
350 :
_:04/04/04 01:22 ID:j8Bu84Q+
>349 のつづき
永井は返答に詰まった。しかし方向を変えて反論してくる。
「いま、決定力不足は誰でも知っている。それを正すのに、
どんな方法があった?」
「決定力不足とはシュートを外すことじゃない。それは個人の
能力の問題にすぎない。
攻撃的な選手を並べるだけでシュート機会を増やそうとしない
状態を決定力不足というんだ。ジーコは攻撃に関する基本的な
約束事すら否定した。それだけでもトルシエのサッカーを非難する
資格はなかったと思わないか」
「吾々は自由と創造をかけていた……」
永井の声は、かたくなだった。
「その点に関して何者にも誹謗させん。吾々は決定力を欠いていた
わけではない。運と実力がほんの少し足りなかった。それだけだ」
「永井さん……」
「中村俊輔、万歳!」
…
……
………
「最後まで自分の誤りを認めませんでしたな」
「人それぞれの自由さ」