松本育夫辞任・地球環境高サッカー部１年で暗転　

昨冬、学校創設７カ月で全国選手権に出場した通信制の地球環境高校（長野県佐久市）サッカー部が
危機に直面している。不登校生徒らを鍛えたメキシコ五輪銅メダリストの松本育夫監督（６２）が今夏、辞任したためだ。
退部者が相次ぎ、監督代行も解雇される。たった１年で暗転した地球環境高サッカー部を再訪すると−。　

　「人数が増えすぎて、監督として部の統率ができなくなった。情熱を失った。
子どもたちには申し訳ないが、信念を曲げてまで監督は続けられない」

　松本氏が八月に辞任した際、周囲に漏らした言葉だ。
だが現在、松本氏は「自分はもう学校を辞めた人間なので」と多くを語らない。
ただ、複数の同校関係者は「吉沢正直理事長との確執が辞任の原因だ」と証言する。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20031208/mng_____tokuho__000.shtml

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■知名度が上がり一時は部員１３６人

　昨冬の全国選手権に出場した時の部員数は二十二人だったが、
知名度が上がった今年は百三十六人まで膨れ上がった。
成績だけを見れば、今季も松本監督辞任までは好調だった。

　今年九月末で退部した元部員（１６）は、
六月のインターハイ県予選優勝祝賀会の出来事を振り返る。
「松本監督は『たばこが許され、無断帰宅が許され…。
このままでは私もやっていけない』と、辞任をうかがわせる発言をした。
その時、吉沢理事長は『バカ言ってんじゃない』と声を荒らげ立ち去った。
監督は下唇をかみしめ、悔し涙を浮かべていました」

　松本氏の怒りの原因は、悪化の一途をたどる部内の環境だったようだ。

　■飲酒や盗難事件暴走族押し掛け

　「人数が増えたが、半分は『親元を離れた寮生活で羽を伸ばしたい。
女の子にもモテるし』という考えの生徒たちだ。
寮内でたばこ、酒は当たり前で、盗難が何度もあった」。
松本氏の後任、堀内龍太監督代行（３４）は部内の現状を話す。
堀内代行は創部以来のヘッドコーチだ。横浜Ｆ・マリノスユースのヘッドコーチ時代には、
全日本クラブユース選手権優勝も果たした。

　「昨年までは平穏だった。創部以来、自分も寮内に住み生徒の生活指導を担い、
松本監督（当時）が掲げる『ピッチ上と日常生活は同じ』という信念を実践した。
しかし、今年五月、理事長から『寮内の指導をやめろ』と命令され、八月中旬に退寮させられた」

　「理事長は厳しい指導で、生徒が学校を辞めるのを避けたいだけだ。
部員が暴走族の彼女に手を出したことが原因で、暴走族が寮に押し掛けてきたり、
理事長の息子と部のＯＢらが酔っぱらって寮内で暴れたりで、
二回もパトカーを呼ぶ事態になった」

　堀内代行は十二月二十日付で解雇される。
「松本監督辞任時、一緒に辞表を出したが、理事長に『子どもたちのために残ってくれ』
と頭を下げられ残留したのに」と憤慨する。学校側の解雇理由は「生徒にたびたび暴力を振るったから」という。
堀内代行は「生徒に手を上げた事実は認めるが、保護者の了解も得ている教育的指導だ」としながら続ける。

　「グラウンド内で財布から金を盗んだ部員が、彼女と遊んでいて深夜まで帰ってこなかった。
その時、殴りました。本人のためにもなる。表面的に体罰だけを問題視する学校の理屈は、矛盾だらけだ」

　サッカー部父母会長の桑原英一氏（４９）は「堀内代行の指導は愛のむちと理解している」と擁護する。
　吉沢理事長は「厳しい指導は息が詰まる。自由にやらせた方がいい人間が育つ。
自分も若いころは大いに遊んでいた」と反論する。

　■不透明な運用費県が帳簿調査も

　父母会は寮費（三万円）や部費（二万五千円）などの運用に関する不透明さも指摘する。
寮の環境が劣悪で「ほかに部屋が余っているのに、六畳一間に四人の部員を詰め込んでいる。
空調費を節約するためだと聞いている。風呂も小さく、ほとんどの部員がシャワーしか使えない」（堀内代行）という。

　父母会からの苦情を受けて今月三日、長野県文書学事課が調査に入った。
同課担当者は「サッカー部関係の帳簿類を検査した」とした上で話す。

　「今年七月、吉沢学園（地球環境高の上部組織）経営の専門学校が、
在籍学生数を水増し報告し、補助金を不正に受け取っていた件が発覚した。
今回、この件でも調査した。今月中にもう一回調査に入る」

　県の調査について、吉沢理事長は「ただの定期調査」と釈明した。
だが同課は「学生数を水増し報告し、つじつまを合わせるために実態と違う収支計算書も作成する悪質なものだった。
三年分の補助金計三百八十六万円を返還させた」と経過を説明する。
ただこれに対しても吉沢理事長は「報道などで悪者にされたので、頭にきて自分から全額を返した」と強気だ。

　■練習試合できずベスト８で敗退

　一方、サッカー部は、松本監督辞任の騒動で約五十人が退部した。
残った部員も動揺し、今夏は練習試合が一試合もできなかった。
準備不足で臨んだ全国選手権県予選はベスト８で敗退した。
現在、練習に姿を見せるのは全部員の半分以下だ。

　堀内代行は「今後の進路で悩み、実家に帰った部員も多い。
五十人退部したうち退学したのは十人程度だ。ほかはまだ学校に籍がある。
通信制高校から全日制高校に転校するのは難しいから」と退部生徒の厳しい前途を心配する。

　一年に息子が在学する桑原会長は「堀内代行にあと二年だけ続けてほしい。
地球環境でサッカー指導を受けたくて入学した、今の一年生が卒業するまで」と要望する。

　■解雇通告の撤回求めて署名活動

　先月十八日から部員約三十人が新幹線佐久平駅周辺などで、
堀内代行の解雇通告撤回を求める署名活動を始めた。約七千人分を集め、学校側に提出した。
しかし、吉沢理事長は「前後の状況を考えないで行動すると大変なことになる」と生徒たちの活動にくぎを刺す。

　堀内代行の後任はいまだ決まっていない。同校は、ブラジル人のＪリーグコーチ招聘（しょうへい）をもくろんだが、
破談になったという。吉沢理事長は「後任監督はまったく白紙だ。これから探す」と話す。
だが、堀内代行は「サッカー界は人的つながりが強い。松本氏を辞任させた影響は大きい。しっかりした後任監督が見つかるかどうか。
夢を抱いて入ってきた部員がふびんだ」と嘆く。

　前出の元部員は、再受験のために勉強に励む日々を送っている。

　「仲のよい在校生と連絡を取り続けていますが、彼らは、辞めるか否かという、
人生にかかわる決断をするために悩み続けています。（学校側は）今残っている部員たちの未来を第一に考えてほしい」

結局理事長がDQNでいいんだな？

長野県民だが、ここまでこのガッコの理事長がDQNだったとは・・もう言葉もねぇよ。
去年の今頃は、長野県内でも全く無名の新設校がいきなり選手権出場ってことで
プチフィーバーだったのにな。たった一年でこの落差・・。

松本さんってホント環境に恵まれないな
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

三流ドラマやマンガに出てきそうなDQN理事長だな。
腐っとる＞吉沢学園

＞理事長の息子と部のＯＢらが酔っぱらって寮内で暴れたり

すごいねｗ

長野県はここといい塚原青雲といい恥さらしな学校が全国大会に出てきますね

＞吉沢理事長は「厳しい指導は息が詰まる。
＞自由にやらせた方がいい人間が育つ。
＞自分も若いころは大いに遊んでいた」と反論する。

こういう人間が教育者になっちゃイカンよ

部員136人ってのも凄いな。
これだけいたら、生活指導も行き渡らないだろう。

吉沢糾弾だな。怪しい経歴っぽい。

いちおう地球環境高のＨＰを貼っとく。
http://www.earth.ac.jp/ebh.html

学校環境高校。

ｽｸｰﾙｳｫｰｽﾞ並みだな

地球環境を心配する前に
寮の環境をなんとかしなさいって話やね

ほんと、ワンマン理事長とその息子がＤＱＮというのは
古典的な学園ドラマのパターンだな。
いまどきの時代にこういうのがいたというのが信じられん。

やる気のあるやつは今シンプルにサカーしたいだろうな

どーしょもねえな、ホント

松本育夫が監督を辞めると、そのチームには翌年不幸が訪れる・・・・

・川崎F（一年でJ2に返り咲き）
・地球環境高校

新潟の北信越大会、星稜目当てで観に行ったが、
あの赤いユニフォームを着た選手や控えの応援団の
現在の境遇を思うと．．．

もともとこの学校はドロップアウトした生徒に再起の機会を与える
みたいな学校だったよね？好き勝手にやらせちゃあかんやろ。

北星余市高校みたいなモンでしょうか？

途中で切れちゃった。
毒には毒を、ＤＱＮにはＤＱＮをって事でＤＱＮ監督の西野を時期監督に推薦しまつ。

>>28
ここはかわいい子が多いのか？

>>30
分からぬ。
毎週金曜日のＴＢＳのドラマの原作になった学校なのだ。
確かに、永井大を筆頭に速水もこみち、市川隼人などカワイイ男児がイッパイ出ていた。

岡野は自分で高校のサッカー部作ったんだろ
当時は結構DQNな人間集めたチームだったそうだ
それが今では名門校の仲間入り
世の中どうなるかわからないな

ショウナン学園（当時の松江日大）な
痴漢が昨年の選手権で倒した相手
あの試合で２ゴールした選手が鳥栖に入るそうだ
DQN校からDQNチームへ・・・

>>33
入るそうだといっても
その入り先が来年存在しているのかどうか

成功すればプロジェクトＸモノだったのになぁ

去年の松商学園戦自体も怪しかったらしいし
いろいろ裏があるんじゃない？？