ﾊﾗヒロミスレッド19

今日の読売の夕刊にﾋﾛﾐが代表合宿に顔だしたときの記事があった。

「三つまた」男が悩ましい

　今月18日に迫ったワールドカップ（W杯）1次予選のオマーン戦に向けて、先月26日から始動した日本代表。1日までに行われた宮崎合宿の5日目、Ｆ東京の原博実監督がふらりと練習場に姿を見せた。
GK土肥、DF加地、アテネ五輪を目指すU-23代表でもあるDF茂庭、MF石川と4人を送り込んでいるだけに、「うちの選手の動きがどんな感じかと思って」のことという。この時期、代表に選手を送り出すクラブの監督の心中は複雑だ。チーム作りの大事な時期に、主力がいない。
フル代表はオマーン戦後にいったん解散するが、同じく現在合宿中のU-23代表選手は、来月18日の五輪予選終了までの間に、約1週間しかクラブに合流できない。どう13日のJリーグ開幕には、U-23組は当然間に合わないわけだ。
　就任3年目の原監督はともかく、C大阪のムズロビッチ新監督などは、両方の代表を兼ねるエースFW大久保を実際にみる機会のないまま、開幕を迎える可能性が大だ。五輪開催中もJリーグの試合があることを考えれば、彼無しのチーム構想を描いても無理はないだろう。
　両代表兼務の大久保、茂庭、石川の3選手の立場はさらに難しい。ジーコ監督は両代表に関し、「フル代表を優先すべきだ」としており、3人も今はフル代表の合宿に専念している。
これについて原監督は、「U-23がチームとして練習している中で、彼らがそこへ戻ってポーンと試合に出られるか、という問題もある」と指摘する。アラブ首長国連邦(UAE)での最終予選に備え、豪州で暑熱対策済みのU-23勢に対し、3人はそれもしていない。
そのうえ、フル代表には、W杯予選本番となれば中田英(ボローニャ)ら欧州組が入ってくることは確実だ。若い3人が試合に出るのは難しくなる。
　

二つの代表、そして所属クラブと、いずれのチームでも中途半端な立場になりかねない状態。さらに原監督は、「選手がどちらの代表でもやりたいと言うのは理解できるが、ロボットじゃないんだから、休ませることも必要」と過密日程による故障の可能性も心配する。
　元はといえば、イラク戦争などの影響で、アテネ五輪アジア最終予選が延期されたことで生まれたこの特殊な状況。自らも日本代表FWだった原監督は、「代表は応援しているが、今回は確かに難しい」という。
　ジーコ監督としてはW杯予選のために、常にその場その場で求め得る最高の選手を駒に持っておきたい。クラブ側はそれではたまらない。日本協会、各クラブの強化担当者にとっては、悩ましい日々が続く。

まぁねた的には既出だが、暇だったら読んで。読みにくいけど