ベガルタ仙台もうだめぽ。。。PART4

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269ベガルタ再生9/16
A:結局お話をまとめますと、清水監督のときには、メンバーを固定し過ぎたがために
今度その下にいる選手たち、控えの選手たちのモチベーションっていうものが中々
上がらずに一枚岩になれなかった。そしてベルデニック監督が来てからも、逆に複数
年契約等という問題等もありまして一枚岩になれないというJ1残留というところに向け
て、えー、チーム、フロントが一丸となれなかった部分というのが露呈しましたけれども。

A:今日は、検証ベガルタ。再生への道、と題しまして、残念ながらJ2降格してしまった
ベガルタの再生への道を、二人のゲスト、元ベガルタ仙台の山田隆裕さん、
そしてニッカンスポーツの広重竜太郎記者をお迎えしてお送りしております。
さぁ、この後後半に入りますけれども、一つ大きな問題として怪我人が多かった、主力
が相次いで離脱してしまった。これが上げられると思います。
さきほどマルコスの怪我の話もありましたが、この後は怪我人問題を重点的にお話し
してもらおうと思います。
あのー、山田さん。今回、あのー高桑小村岩本シルビーニョ森保阿部ともう上げたら
切りがないくらいですね、故障者が続出してしまった訳ですけれども、
えーどうなんでしょう。中にいた人間として、これも必然だったんでしょうか。
Y:そうですね。プロとして長いシーズンを戦っていく上でね、怪我人っていうのは当然
出てくると思います。ただ、そのね、なぜこういう怪我人が多く出るのかと、なぜその
同じことを繰り返してしまうのかってところに問題があってね。いわゆるこれはもう
フィジカルコーチ始め、そのぅ、ま、後はメディカル関係ですね、の責任っていうのはね、
もう、あの、絶対今年は問われるべきだと思いますよ。
A:なるほど。ま、そこには根本的慢性的な問題があったのかなぁ、という感じも
いたしますが、先日の契約更改交渉の中でも渡辺晋選手会長がクラブにそういった
メディカル面の改善を求めていました。
270ベガルタ再生10/16:03/12/09 15:23 ID:rYsZYUDv
渡辺:ドクターに限らず、えー、やっぱり、現場の携わるスタッフとか、うん、こう全て
 ですね。ドクターを一人置いたから解決する問題かっていうと全くそうではないし…。
 まぁ、一言では…言い切れない。余りに問題が多すぎて。でー、そういう問題を全て
 整理をして、えー、11月の終わりに俺と森保さんの方で一度言ってあるし、えー、
 そのことに関して、関してというかそれを受けて今後どうしようかという、ま、話し合い
 にはなったんで、えー、変わることを、えー、願っています。

A:もう「願っています」という言葉の重みがホントに伝わってきますけれども、あのう、
一番怪我が長引いたのは去年の四月、浦和戦で左膝の前十字靭帯断裂、この重傷
を負いました福永泰選手ですけれども、未だに膝の痛みに悩まされ続けているという
ことで、本人もかなり苦しんでいるようです。

福永:僕は去年四月に怪我して手術してるわけですから、それでなんで今こうやって
 サッカーできない状態なのかっていうことが、普通に考えたら、どう考えてもおかしい
 訳です。
 ま、いろいろありましたよ。ま、やっぱりこうなってることには理由がある訳で。
 んー、まあ、そこはいろいろ訴えてきましたけど、まぁ、こうやってね。
 こういう足の状態でクビになったっていうのは、ま、そういうことなんじゃないですか。
 グランド以外でエネルギーを多く使った一年半だったなあ、っていう気がしますよ。

A:まぁ、福永選手同様先日仙台から戦力外通告を受けた小村徳男選手も、今シーズン
終盤に入って怪我に悩まされました。34歳ベテランの小村選手はベガルタ仙台が
抱える慢性的な選手へのサポート体制の不備をこう指摘しています。
271ベガルタ再生11/16:03/12/09 15:24 ID:rYsZYUDv
小村:チームの体制というか、えー、ま、怪我人が出たときに、どういう対応をして、
 えー、リハビリをして、グランドレベルまで持って返るかってところの一連の流れ
 というか、そういうものが全く見えず、えー、個人個人が別々の方向に動いてて、ま、
 そういう連携の拙さが、あのー、怪我人が、えー、早く復帰できない、若しくは又、
 マルコスのように再発してしまう。
 実際、僕も怪我をして、で、まぁ、そこで復帰が、普通よりちょっと遅くなったってのも
 事実ありますし、一貫性がないというか、その、ある選手がどういう、今、状態なのか
 っていうのも、その、スタッフ全員が把握してないというか、それが監督にも伝わって
 ないとか、そういうこととかいろいろありまして、やっぱり選手とスタッフ間との間で、
 あの、やっぱりこう気持ちの部分で信頼関係がやっぱり失われていくと、やっぱり
 チーム全体に悪影響を及ぼしてしまうんじゃないかなぁ、というふうな。
 ま、僕が感じたんですけど。

A:ま、あのー、取材をしていますと、福永選手、小村選手だけではなくて、
大勢の選手の口から中々サッカーに集中できる環境ではなかったというようなことを
耳にするんですけど。広重さん。これは具体的に言うとどういうことになるんでしょうか。
H:そうっすね。まー、あのー、仙台ってのは、スポーツが、ま、そういうできた歴史って
のが、なかなか無くて、土壌的にも、ま若干甘い部分があると思うんすよ。
で、まぁ、選手ってのはどうしてもそう、今までかかりつけの医者であったりそういった方
を信頼して、ま、仙台の場合だと、福永選手しかり、さいたまの病院とかに戻って手術、
診断を受けるケースってのが多かったんすけど、そんなときちょっとトレーナー陣の方
が帯同せずに福永選手とかかりつけのお医者さんが直接話して今後のリハビリを決め
てくとか、そういうちょっとトレーナー陣と選手とのコミュニケーション不足が凄いあった
っていうような話は聞いてんですね。
272ベガルタ再生12/16:03/12/09 15:25 ID:rYsZYUDv
A:ま、直接ドクターからトレーナーが話を聞いてリハビリメニューを作れば、選手は
余計なことを考えずにリハビリに取り組むことができた訳ですね。
H:そうですね。
A:んー、山田さん、この辺チームドクターがいないというところから、ま、始まっている
とは思うんですけれども、ホントに根の深い問題のようですね。
Y:そうですね。まー、そのー、大きかり小さかりやはり、怪我人が出たときにね。
やはりリハビリをしてその現場レベルまでにもってくるというのをね、ベガルタの場合は、
あの、殆どがね、あの、要するにマッサーですよね。マッサージ、をやる方が、
あのメニューを組んでやってたんですよ。今まで。
もう、それがありえないことですよね。だから僕は、自分は怪我したときなんかは、もう、
自分でやってましたからね。あの、その、あの、メニュー組んでもらわないで。
自分のことは自分が一番分かっていましたから。
でー、一番大事なのはね。いわゆるその怪我人が出たときに、その、どうやって現場
レベルまで持っていくのかっていうのも確かに大事なんすけども、もっと大事なことは、
やはりここまで怪我人を出さないためにどうするかっていうね。
あのー、やはりフィジカルコーチの、あの、選手の管理ですよ。
19歳も34歳も同じメニューでやってるわけですよ。うん、ありえないよ、こういうことは。
それだけやはりこうチームとしてやはり選手を大事に扱うっていうことに関して見通しが
全てにおいて甘かったな、と。うん、いう感じがしますね。