■□■□■ ヴィッセル神戸 Part 48 ■□■□■

このエントリーをはてなブックマークに追加
601 
序章
呪怨ゴゴッゴー・・・始まりは単純なものだった
「コールがダサイ!」
あるサポーターが投げかけた一言が物議を醸し出した。
これに同調するサポーターも多数。確かにダサイ・・・。
「すぐにでもコールを廃止しろ」という声が挙がる。
同時に反対意見もあった。
「神戸唯一のオリジナルコールだ。廃止は賛成できない!」
「元気良く歌ってる子供の夢を潰すな!」「リズム感があり歌いやすいよ」
廃止か続行か、問題は山積みだった・・・。
602 :03/10/29 01:59 ID:MIXqlTfR
発見
廃止か続行か議論が続く中で、あるサポーターがつぶやいた。
「ゴゴッゴーコール直後に失点したよ・・・」
この一言が事態を急展開させる。
ゴゴッゴーコール後の失点が異常なまでに多い事が判明された。
統計をとるとゴゴッゴーコール中、もしくは5分以内に失点する確率
約 50 パ ー セ ン ト
という結果が弾き出される。
失点しなくとも、カードを貰ったり、チャンスが潰れ逆襲をくらうなど
マイナス面ばかりが起こるなどまさに呪いのコールとなった。
その後はゴゴッゴーコールに注目が集まる事になる。
「今日もゴゴッゴー直後に失点したよ…」「ゴゴッゴー中に退場だよ…まじかよ」
前後半合わせて平均5,6回コールされるゴゴッゴー。
その度に、神戸サポーターは生きた心地がせず失点しない事を祈るばかりであった。
事情を知らない大半のサポーター達も、あまりの敗戦の連続に遂に気付きだす。
いつからか、ゴゴッゴーコール中のみ声援が小さくなると言う現象も起こり
とても雰囲気が悪くなる。それは現在進行中である。”呪怨ゴゴッゴー”の誕生である。
603 :03/10/29 02:00 ID:MIXqlTfR
最終章
悲観漂う神戸であったが、突如あるサポーターが閃いた。
「呪怨ゴゴッゴーで失点するなら、逆に相手に投げかけてやればいい」
通称「呪怨ゴゴッゴー返し」である。
次節対戦相手のスレッドへゴゴッゴーのレスがつき始める。
「効果などない」誰もがそう思った・・・しかし
連敗続きの神戸が連勝するという事態に発展。
さらにユニバ神の力かゴゴッゴー中にゴールが生まれるなど奇跡がおこる。
ダサイコール、そして呪いのコール。邪魔者の疫病神でしかなかった
「呪怨ゴゴッゴー」今や神戸に残された最後の祈りでもある。
ゴゴッゴー、神戸にとってそれは呪怨ではなくパンドラの箱だったのかも知れない。