【FC東京】マジで加地が呼ばれた3【右SB】

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それまで饒舌にイタリアでの生活について語っていた中田が急に押し黙った。
車内に沈黙が訪れる。
加地の太腿にそっと手を置く中田。
一瞬体を強張らせた加地だったが、覚悟したかのように体から力を抜いてゆく。
「おかん、ごめん…これが代表でやっていくということなんや…」
唇を重ねてくる中田。
車内灯が消された…。

しかし、服を脱いでからは加地が積極的に体をオーバーラップする。
中田のボールを口で受けるなど、フィニッシュにつながる働きを見せた。しかし中田は
「上にいる時はもっと頭をタテに振れ」
「中に入ったら、シュートをガマンしろ」
「後ろからは、ちゃんと指示を出せ」
と彼に対し、厳しい要求を出す。初代表の彼は全てが初めての経験だった。