≧〔ベガルタ仙台〕≦(Part150)

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「J2降格」の恐さに無知な輩が多い。
降格経験のあるクラブはその恐怖を知っている。
本来「残留するにはどうしたらいいのか」という話をすべきところを
「ベガルタがJ2に降格したら、チーム再建のため若手主体で1からリセットしよう。
もう降格は確実なんだから、こんなつらい思いをするならば、いっそとどめを刺してくれ」等と
主客転倒のネガティブキャンペーンなんぞに俺達は付き合う義務はない。
もしJ2に降格したら、今まで積み上げてきたものが全て無駄になってしまう。
地域の経済効果に換算すると、恐らく数十億単位になるのではないか。
もう残り7試合に入ってることを自覚しなくては。
となれば、石にかじりついてもJ1残留だ。
ただ、うちがこんなに勝てないにもかかわらず、ライバルチームが勝ち点を大きく伸ばせていない状況は幸運なんだと、
確率は所詮2/4に過ぎないのでまだまだ勝負は付いていないんだ、という正確な状況を把握することが必要だ。

そういう意味で、マルコスの穴が埋まっていないベガルタが、あのリバウド獲得ならば、
かつての東京Vエジムンド緊急補強の再現なるかと期待できよう。
もしその後ベガルタが降格しJ2で3〜5年くらいもがいてて、「あの時リバウドを獲ってれば良かったのに」と後悔しないよう、
フロントは様々な可能性の一つとして考慮する必要があるのではないか。
ぶっちゃけて言うと、リバウドを取れば仙台は残留できる。
問題は、フロントにその度胸があるかどうか。
ベガルタに必要なのは、マルコスの穴を埋めるような絶対的な存在だ。

もしベガルタがJ2降格ならば、ベガルタというクラブと東北のサッカー文化が数年は後退するだろう