2003Jリーグ観客動員数 Part21 J2は折り返し点
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球団史上最多の300万人突破ペース
セ・リーグ6球団の第3クール終了時までの主催試合観客動員数が18日、
明らかになり、阪神が破格の数字を記録した。他の5球団が軒並み前年比
マイナスとなっている中、1試合平均4万4579人を動員。前年同時期比
9・2%増と唯一プラス動員を果たしていることが分かった。
このペースで動員を伸ばせば、球団記録の92年の285万3000人を楽々クリア。
300万人の大台を突破し、年間312万530人という計算になる。
阪神ファンの勢いを裏付ける数字が、昨季の全日程終了段階との比較で分かる。
他の5球団がマイナス数字の中で、阪神だけが1試合平均で16・5%増。
6球団合計は1・7%増で、阪神1球団の力で他の5球団のマイナス分を
解消していることになる。
一方、例年主催試合が常に満員で、定員と同数の集客を誇っていた巨人は、
前年比0・1%減。札幌ドーム(6月17日から3連戦)で立ち見席分の集客が落ち、
1試合当たり1000人減の4万3500人だったことが影響した。主催の読売新聞社
札幌支局事業部は「人が入らなかったためで、定員数の改定ではありません」と
説明。東京ドーム開業の88年以来、初の“定員割れ”となった。