浦和・横浜・F東・東V・名古屋・G大 part3

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963 :武蔵野 :03/03/24 00:03 ID:zEB6eb+L
瓦斯はスタジアムの地元で相当根付いてきてるよ。
東ガス時代からのサポには、都内にスタジアムをって、
声が強いようだけど。
今は、国立でやるよりも味スタでやるほうが確実に集客がある。
とにかく子供の数が違う。
実は俺は、味スタから2キロくらいのところにある学校に勤めている。
子供たちの間での浸透度はすごいよ。
瓦斯はキャラバン隊と称して、調布・府中・三鷹(味スタ周辺地域で所謂FMC)
小平(練習場)、江東(旧練習場)の小学校で、サッカーの授業を行っている。
実際に体育の一コマを行っているのだ。
これらの地域はクラブに実際に出資していて今年度からは、小金井、西東京も加わる予定だ。
平日の午前中に行われているキャラバン隊は
6年目になるが、もう、ほとんどの学校をまわっているようだ。
俺も、その指導を目の当たりにしたことがあるが、
サッカークラブに入っている子供からほとんど興味のなさそうな女の子や
障害のある子供まで、楽しいと思わせる見事な指導だった。
瓦斯は幼稚園年代からのサッカースクールも持っているが、育成と普及の二本柱は続けるようだ。
とにかく、その指導を受けた子供は、ほとんどが瓦斯に興味を持つんだ。
教師たちも同様。
最初は現役選手が来ないんじゃあなあ、って感じの雰囲気なんだけれども、
その指導の旨さにみんなやられてしまうんだな。
授業後のアンケートを見ると一目瞭然なんだ。
体育の研究発表に瓦斯の指導者を呼ぶ学校もあるほどだ。
普及部の人たちに言わせると、キャラバン隊自体は、赤字覚悟の事業らしい。
でも、この子供たちの中に将来の選手や
サポーターとしてクラブを支えてくれる人材がいると思えば
必要な投資だ、というのがクラブの見解らしい。
また生涯スポーツの考え方が主流となり、学校現場でも地域との連携が必須項目になっている今
地域クラブとしての使命も担っていきたいようだ。
味スタでの試合には地元住民が自転車でよく来るようになった。
アウェイ動員が今ひとつなのも、地元の親子サポが多いことも原因のひとつじゃないかと思う。