【戦術】Jの戦術総合スレ【システム】

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156U-名無しさん
東京V
システム 4-4-2

昔から4バックが主流のチームであったが、今期開幕当初は中澤移籍、エジ、アツ負傷などにより、マルキーニョスを1トップ気味に置く3バックを敷いた。
守備面ではそれなりに機能を見せたが、得点力不足から低迷を招き、監督交代の一因となる。
ロリ監督就任後、試行錯誤の末、エジムンドをトップ下に置く4-3-1-2がフィットし、2ndステージ前半は調子が上向いたが、
終盤にかけてまた負傷者が続出し、現在は若干低調。マルキーニョスが負傷で帰国したことにより、FWの層が薄い。
中盤の構成も度々変更され、シーズンを通してみるとフォーメーションが固定されていたとは言いがたい。
若手が台頭してきたことはよく言われるが、守備の軸は米山、ロペス、相馬、山田、林といったベテラン、中堅の力に負うところが大きい。
中盤をコンパクトにして積極的にプレスをかけることは少なく、バランスを重視してブロックを作る守備スタイル。
ロペス加入もあってようやく安定感を得、2ndではそれなりの堅さを見せた。
攻撃面では、エジムンドを軸にショートパスやドリブルを多用しながら中央突破に拘る独特のスタイル。
サイド攻撃は相馬、田中、柳沢といったサイドバックに寄る所が大きいが、彼らのオーバーラップもパスが出ず徒労に終わることが多い。
Jリーグで1試合当たりのクロス数が最も少ないという事実が、そのチームスタイルを如実に物語る。
平本、桜井ら、高さよりもスピードとドリブルに持ち味があるFWが多い(というか、それしかいない)事が、この傾向にさらに拍車をかけている。
ボールの持ちすぎからスピード感を欠き、中央突破に固執する余り中盤でボールを奪われてカウンターを食らうのも定番。
この、ある種「アンチモダン」なスタイルにはサポーターの間でも賛否両論だが、
しかし時折魅せる技巧的なコンビネーションと突破には、このチームならではのカタルシスもある。