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湯浅健〓:
湯浅健二のライターとしての姿勢については、私も基本的に「アグリー」
なのです。移動時間も含めた「常に仕事を探す姿勢」によって、彼の驚異的な
執筆量が支えられている。(特に、あの爆発的なフリータイピング!) 3試合の
レポートを一気に仕上げた6月1日のコラムは本当に感動モノでした。いや、
素晴らしい・・。
ここで言いたいことは、ただ一つ。日韓を股にかけた湯浅の「ムダ走り」が
レポートの実効レベルに大きく貢献しているということです。日本には監督の
発言を追いかけるだけの消極的な「アリバイ・ジャーナリズム」が蔓延してます
からネ。(結果的に、一般マスコミの報道を鵜呑みにするファンは「心理的な
悪魔のサイクル」に陥ってしまう・・。)その点、湯浅の「(クリエイティブな)
汗かきレポート」はファンを意識レベルで活性化させているに違いありません。
とにかく、このワールドカップでの彼のパフォーマンスに「乾杯!」なのです。