http://www.zakzak.co.jp/spo/s-2001_12/s2001120702.html 早くも深刻! W杯“バブル後遺症”
レッズ戦TV中継、地元局でみられない?
サッカーW杯の“バブル後遺症”が早くも現れた。
今年も観客動員ナンバーワンのJリーグ・浦和レッズ戦のテレビ中継が地元局で見ることができなくなることが明らかになった。
問題は来季から5年のロングランで年間50億円を超えるビッグマネーの契約料となる放映権にある。
年内中には正式発表の予定で、このほどテレビ関係者を集めて事前説明を行ったが、
これが「これまで地道にやってきた地元局を完全に無視した内容」(地方局関係者)だったという。
Jリーグのテレビ放映は来季からNHKとTBSがほぼ独占する形に。
これに加えて「NHKとTBSが放映している場合は他局ではLIVEでも録画でも放映できない」(別の関係者)
ことになってしまった。これでお荷物クラブといわれた時代から継続してレッズを放映してきたテレビ埼玉で
来季からレッズ戦を視聴することが極めて難しくなった。
そもそもJリーグは「百年構想」と銘打って、地域に根ざしたスポーツクラブ作りが理念のはず。
このほどテレビ埼玉の幹部が「川淵チェアマンのお考えをお聞きしたい」と
契約条項を見直すように直談判を敢行したばかり。
バブル復活のJリーグに悲鳴をあげる地方局に対して川淵チェアマンの“大岡裁き”が注目される。
・・・・・・・・・・・・これは結構大事かもね。
NHKたって、BS、TBSたってローカルorBSデジタルだろうに・・・・
W杯跡も継続して契約してくれるとも思えないし。