エスカレータの上を当然のように歩くアホ

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114でりだ
なぜ日本は左側通行なのか?

 日本は江戸時代から人も乗り物も左側通行だった。昔から武士は左腰に刀を差して
いたので、自然に左側を通行する習慣がついていたのを考慮したといわれている(右側
を通ると刀のさやが触れ合うし、左側からの攻撃に対して遅れをとる)。
 外国人が江戸時代の街道の様子を書いたものに、人々が左側を整然と歩いている
と感心した記述が残っている。当時は旅の時、町人も「道中差し」と言う短い刀を差し
て歩いていた。その習慣をそのまま利用する形で明治33年に西郷隆盛の弟、従道によっ
て「日本の道路は左側通行」と定められた。
 「車は左、人は右」になったのは、昭和25年に、交通安全の観点から人を右側通行
に変更したことによるもの。

#ちなみにエスカレーターという言葉は1959年にアメリカ人が考案したもの。ラテン語の
「Scala」(階段)と、エレベーターを組み合わせて作った造語だそうだ。世界初のエスカレ
ーターは、1900年のパリ博覧会で展示されたもの。日本では、1914年の上野・大正博覧
会、実用化は1928年三越呉服店が初とのこと。

##今後風景画を見るとき、人がどちらを歩いているか見るのも楽しそうだ。