1 :
名無しさん:
1990 年代にはほとんどだれもが、個人にとっても国家にとっても教育こそ経済的成功の鍵だと信じていた。例の「シンボル分析家」という高給職業につきたければ、大卒の学位、あるいは大学院の修士号や博士号さえ不可欠だった。
でも、シンボル分析は、コンピュータが非常に得意な分野だ。コンピュータが苦手なのはむしろ、現実世界のどろどろした部分だ。それに、シンボルはアスマラやラパスにすぐに送信できて、そこでボストンのほんの数分の一のコストで分析できちゃう。だから 21 世紀を下るにつれて、それまで学卒の学位が必要だった仕事はだんだん削減されて、残った仕事の多くは、世界文学を勉強していなくても、それなりに知的な人物であれば十分にこなせるものになった。
このトレンドは、1996 年にすら明らかだったはずだ。だって当時ですら、アメリカでいちばんの金持ちはビル・ゲイツだった。かれは大学のオチこぼれだった。どうやら世界最強の情報技術企業をつくるのには、正式な教育なんかあまりいらないらしい。
あるいは 1996 年にアメリカをおそった「ダウンサイジング」をめぐるパニックを見てみよう。経済学者たちがすぐに指摘したように、90 年代にアメリカ人たちが失業している率は、歴史的水準からみて特に高いわけじゃなかった。だったら、なぜダウンサイジングはいきなり取りざたされたんだろう。それは、大卒のホワイトカラー労働者が大量に首切りにあったのはそれが初めてだったからだ。それでも、熟練機械工などのブルーカラー労働者の需要は高かったんだよ。これは、高等教育保持者に対する給料プレミアムが上がり続ける時代は終わったというはっきりした信号だったはずだ。でも、なぜかだれもこれに気がつかなかった。
やがてもちろん、高等教育の見返りがじり貧になっていったせいで、教育産業そのものにも危機がおとずれた。学位に経済的な価値がほとんどないのに、なにが悲しくて学生は4年も大学にいき、さらに大学院で数年すごしたりするもんか。いまでは、職業訓練6ヶ月から12ヶ月しか必要としない仕事――準看護士、大工、家政業(かつては無給の扶養家族が行っていた家事のほとんどを置き換えた職業)など――は、修士号取得者と同じくらい稼げるし、まして博士号取得者などよりずっと高給だ。だから大学への進学率は、世紀の変わり目をピークに、いまではもう 1/3 になってしまった。
多くの高等教育機関は、この厳しい環境下では生き残れなかった。有名な大学のほとんどはなんとか生き延びたけれど、でもその性格は変わり、昔の役割に復帰することになった。いまではハーバード大学のようなところは、19 世紀と同じで、学術研究の場というよりは社交の場となっている――裕福な家庭の子女が社会的な立ち居振る舞いを洗練させ、同じ階級の人々と親交を深める場だ。
2 :
名無しさん@1周年:2001/01/26(金) 17:26
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| オラ オ ラオ
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3 :
名無しさんの主張:2001/01/27(土) 06:44
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| ( ̄ ) / / |オラ オ ラ オ ラ オラ
| 〈 / / ||オラ オ ラ オ ラオ
画面の面積とりすぎ。
ねこに小判
ぶたに真珠
この板にクルーグマン
6 :
名無しさんの主張:2001/01/28(日) 21:00
くりびつ。グレイダーマンかと想った。
7 :
名無しさんの主張:2001/02/13(火) 17:30
m
8 :
名無しさんの主張:
何なの、これ?