【政策】福岡アジア特区 政府に構想提出 福岡 [10/07/31]
環境保全を始めとした県内の先端技術などでアジア各国との連携を強化し、双方の企業間
取引の進展を目指す「福岡・アジア国際戦略特区」構想が30日、政府に提出された。提出
主体は県や福岡、北九州市、福岡商工会議所などでつくる推進会議で、国の総合特区制度に
応募する形を取った。来年度の政府予算編成をにらみ、政府に実現を働きかける方針だ。
政府は「アジアの成長を取り込む」産業を育てるなどとした新成長戦略に基づき、地方自治
体やNPOなどを対象に、20日から総合特区制度の募集を始めた。これに先立つ1月、麻生
渡知事はアジア特区構想を発表し、国に特区制度の創設を働きかけていた。
県はアジア各国と県内企業との結びつきを強めて県内経済を成長させるため、特区指定に
よる規制緩和や税制・財政上の支援措置を得たいとしている。
ソース:asahi.com
ttp://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001008020001
■「国際戦略特区」国が指定 福岡県 北九州市 福岡市
政府は22日、新成長戦略の一環として、特定地域に規制緩和や税財政の優遇措置を講じる「総合特区」
に33地域を指定した。このうち産業の国際競争力を強化する国際戦略総合特区は7地域で、九州からは
福岡県、北九州市、福岡市が共同申請した「グリーンアジア国際戦略総合特区」が選ばれた。
地域活性化総合特区は26地域で、九州からは大分、宮崎両県の「東九州メディカルバレー構想特区」
が指定された。
これとは別に、環境と高齢化に配慮した先進的なまちづくりをする「環境未来都市」に北九州市など11地域
を選んだ グリーンアジア国際戦略総合特区は環境産業の拠点化とアジアへのビジネス展開を目指す。
太陽光発電を設置する際に、建ぺい率を緩和するなどの特例が認められる見通し。東九州メディカルバレー構想特区は
血液・血管を中心とする医療産業の拠点化を計画している。 九州7県と九州観光推進機構が地域活性化総合特区に申請した
「九州観光『おもてなしの輪』創造特区」は今回は指定されなかった。
=2011/12/23付 西日本新聞朝刊=
★博多港の国際海上コンテナ取扱量が過去最高の85万TEUに
福岡市港湾局は17日、2011年の博多港の国際海上コンテナ取扱量と外国航路船舶乗降人員数をまとめた。
国際海上コンテナの取扱量は過去最高の85万TEUが見込まれている。
11年の博多港の国際海上コンテナ取扱量(概況速報値)は前年比13.6%増の85万TEUと見込まれ、
これまで最高だった08年の76万TEUを大きく上回り、過去最高を記録する見込みとなっている。
博多港は東アジアのゲートウェイとして中国をはじめとしたアジア各国との物流を取り込み、世界最大級の
コンテナ船が日本では博多港のみに寄港するなど勢いを伸ばしている(国際コンテナ定期航路数=35航路、
月間202便)。主に増加した品目は輸出ではゴム製品や自動車など、輸入では家具類や衣類が伸びた。
カーゴニュース1月24日
ttp://www.fujibuturyu.co.jp/headlines/120130/04.html