強制プランには賛成なんだな。
ということは・・・
登録制反対。
増え続けるのら猫対策として、欧米で普及してきた「TNR」(トラップ・ニューター・リターン)。
ケージで捕獲して不妊去勢手術を施し、元の場所に戻してやることで、
繁殖せずに穏やかに暮らしてもらうという方法だ。
このほど東京都内で開かれた国際会議で、世界の猫の専門家が、数十年来行われてきたTNRの成果を検証、報告した。
猫とのより良き共生は着実に進んでいるようだ。
十月五日から八日まで、東京都内のホテルで「IAHAIO(人と動物の関係に関する国際会議)東京大会」が開かれた。
そのワークショップ「のら猫・その問題と解決法」で、いくつかの成功例が報告された。
米国フロリダ州のオレンジカウンティーでは、自治体と愛護団体がTNRを一九九五年に始めた。
のら猫の捕獲・安楽死という従来の数の制限方法から、TNRに変更、子猫はなるべく手術後に譲渡をすすめた。
従来の安楽死では六年間で百万ドル(約一億一千万円)以上の予算がかかっていたが、TNRは、半分の約四十四万ドルですんだ。