トヨタ自動車不買運動  4

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879名無しさんの主張
2007年7月9日号の日経ビジネスに掲載されていたWall Street Journalの
『トヨタ、米工場新設に急ブレーキ』という記事に、
自動車工場の過酷な環境で働いている日本人労働者には信じられない事が書かれています。
アメリカに次々と工場を建てる現経営陣に、奥田碩前会長と豊田章一郎名誉会長が
苦言を呈してブレーキをかけました。その理由は、

●「政治的な配慮さえなければ今は日本で生産し、米国に輸出したほうがずっと利益が出る」

日本で生産して輸出したほうが儲かるのは、為替レートの問題ではありません。
日本の人件費は異常に高い高いと刷り込まれた日本人には信じられない話でしょうが
アメリカより日本での人件コストの方がはるかに安い事なのです。
トヨタは、アメリカ各地に工場を建設して現地に雇用を創出して「政治的な支持」を
獲得してきた訳ですが(「政治的な配慮さえなければ」ってのはこういう意味です)
そのトヨタがアメリカの労働者をどんな扱いしているか知っていますか? 驚かないでください。

「トヨタは北米工場の従業員に全米自動車労組(UAW)の水準に見合う賃金を払ってきた。
ジョージタウン工場では平均給与は時給26ドル。UAWに加盟するGMやフォード・モーターの従業員より
多少安いが、年に2度のボーナスが差を十二分に補う。」

なんと、アメリカのトヨタ工員は時給26ドルなのです。日本円に換算すると
26×115=時給3000円で、時給3000円です。
日本の工場の時給の何倍ですか? 1日8時間働けばアメリカ人は2万4000円もらっているのです。
しかも年に2回のボーナス付きでです。
そんなトヨタもアメリカで人件費削減を行ったようですが
なんと、人件費削減しても時給20ドルだという事です。アメリカのトヨタ工員は時給2300円です。

これで、日本人労働者がどれだけ奴隷として働かされているか分かったはずです。
利益1兆円儲けておいて、国際競争力のためとか言って、
日本人労働者を奴隷のように働かしている実態があるのです。