いらない独立行政法人を1000まであげる

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190名無しさんの主張
<大学生への奨学金>延滞増える 生ぬるい回収策(上)「日本学生支援機構」に高まる批判

 独立行政法人「日本学生支援機構」が大学生に貸与した奨学金の返済が滞るケースが増え、延滞債権額は
2000億円を突破した。背景には、長期延滞者への強制執行を見送るなど、機構の回収の甘さがある。
 貸し倒れに向け注意が必要な3カ月以上の延滞債権額は年々増え、07年度は2253億円と、この10年間
で倍以上に膨らんだ。進学率の上昇による貸与者増や、ニート増加のほか、資力があるのに払わない者もいる。

 ◆給与差し押さえ皆無
 問題として指摘されているのは、機構が法的手段に訴える案件が少ないこと。給与を差し押さえる強制執行は
皆無といっていいほどだ。
 裁判所への提訴や支払い督促申し立てなどで、強制執行を認める「債務名義」(判決など)を得たケースは07年
度に1715件あった。だが、実際に執行したのは1件。06年度は925件中0件、05年度も321件中4件
だった。
 これについて機構は「差し押さえの前に入金を約束する人がいる。また、住所が変わって連絡不能になることも
ある」と説明する。一方、回収に携わった元職員は「差し押さえのノウハウもなく、騒がれると面倒なのでしない
だけ。住所変更のケースは聞いたことがない」と証言する。