放し飼いの猫が社会問題になっています 2

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22名無しさんの主張
はじめに
〜人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指して〜
少子高齢化、核家族化が進行する中で、ペットショップ等の動物取扱業の増加や多数
の動物の飼養などに見られるように、都民の動物飼養への志向は高まっています。動物
は、単なる愛玩がん
の対象から、「家族の一員」あるいは「人生のパートナー」とみなされ、
飼い主と動物は深い関わりを持つようになってきました。
その反面、動物飼養に関する理解不足を原因とした遺棄や虐待、飼養マナーの欠如に
よる近隣への迷惑行為、地域における猫の管理をめぐる意見の相違、ペットショップで
の不適切な管理など、動物愛護管理に関して、多くの課題が山積していることも事実で
す。
都は、平成16 年3 月、東京都動物の愛護及び管理に関する条例に基づき、東京都動
物愛護推進総合基本計画を策定し、人と動物との調和のとれた共生社会の実現に向けた
取組を行ってきました。平成24 年度までの10 年間を計画期間として、適正飼養の推進
や健康危機管理対策の充実等を図るための30 の具体的施策とともに、動物の致死処分
数の半減、犬や猫の返還譲渡率の向上などの数値指標を定め、施策の推進を図ったもの
です。