【労働環境/裁判】「代わりはいくらでもいる。息子さんは勝手に亡くなった」 明治屋社員、過労死か 遺族が提訴[07/08/25]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1188090927/ 05年4月に食料品輸入販売会社「明治屋」(本社・東京都中央区)の「京都三條ストアー」(中京区)の社員だった岩田謙吾さん(当時27歳)が死亡したのは、
同社が長時間労働をさせて安全配慮義務を怠ったためだとして、両親=西京区嵐山樋之上町=が同社に総額9022万円の損害賠償を求める訴訟を24日、京都地裁に起こした。
訴状によると、岩田さんは96年に入社し、同店で鮮魚調理や販売を担当。
05年4月7日夜に帰宅し、疲れで入浴もできずに就寝したが、翌8日未明に急性心不全で死亡した。
労働時間は死亡の半年前から月平均290時間超で、直前の1カ月間は13時間余りの日が多く休みは1日だけ。
3月は法定を132時間上回る316時間に及んだ。
京都上労基署は同年11月に労災認定し、その際の地方労災医員協議会の意見書は「異常な時間外労働で著しい疲労蓄積をきたし、短期的にも長期的にも過重業務だった」と指摘。
同社と当時の店長(45)は今年6月、労基法違反罪で東京簡裁で各罰金30万円の略式命令を受けて確定している。
提訴後に記者会見した母町子さん(58)は「会社から『代わりはいくらでもいる。息子さんは勝手に亡くなった』と言われ、いまだに謝罪の言葉はない」と憤り、
「息子の死を無駄にさせないよう頑張りたい」と話した。
岩田さんの死亡後、同店の従業員はほぼ全員が異動になったといい、同席した弁護団長の村山晃弁護士は「会社にきちんと責任を認めさせる必要がある。
再発を防ぐためにも、当時の労働状況を知る人は情報を寄せてほしい」と呼びかけた。連絡は同弁護士(TELはソース参照)へ。
同社は提訴について「真摯(しんし)に対応する」としている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070825ddlk26040230000c.html