>>485 性的虐待:PKO要員らが子どもに 英NGOが報告書
【ニューヨーク小倉孝保】英国の非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」は27日、
途上国の紛争地域などで活動する国連平和維持活動(PKO)要員やボランティア組織の活動家が、
子どもに性的虐待をしていたとする報告書を発表した。
国連の潘基文(バンギムン)事務総長は「極めて深刻な問題だ」として徹底した調査を約束した。
報告書によると、カリブ海のハイチやアフリカのスーダン南部、コートジボワールで活動する
PKO要員らが、地元の女児・少女に性的行為を強要していた。
中には、援助食料を支給する見返りに性的関係を迫るケースもあり、
最も幼い被害者は6歳の女児だったという。
調査の中で「セーブ・ザ・チルドレン」のスタッフ数人も
17歳の少女と性的関係を持ったことが判明し、解雇処分にしたという。
PKOを巡っては、▽04年にコンゴ民主共和国とブルンジ▽05年にスーダン
▽06年にハイチとリベリア▽07年にコートジボワール−−で国連要員が性的虐待や買春をする事件が起きているが、
ボランティア活動家による性的虐待が報告されたのは珍しい。
毎日新聞 2008年5月28日 10時01分(最終更新 5月28日 10時50分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080528k0000e030013000c.html