「学歴社会だ、学歴差別だ」なんていう批判は能力のない低学歴の言い訳にすぎない。
1965年 サンデー毎日昭和 どの大学からどの会社に入ったか
http://www.geocities.jp/datarou_2005/sunday40.html 出身校・成績偏重に反省も
一流企業への就職に関するかぎり、東大を中心とする一部国立大学と私学の早慶両大学の学生が圧倒的に優位であることは確かだ。
しかし、これらの大学の学生でも、こと志と反して、一流会社に受け入れられなかった学生がかなりあることもまた事実。
反面、地方大学の学生も、優秀なものは一流企業にもけっこう採用されている。
「そうです。いまはどの企業でも仕事が多角化し、いろいろなタイプの人間が必要になってきているということにもよりますが、
なによりも一流企業のなかに、これまでのような出身校や成績偏重にたいする反省が強くでてきていることによるものです。」
1966年 週刊朝日 有名50社の新入社員大学別一覧
http://www.geocities.jp/gakurekidata/syu1966.html 徹底してきた人材主義
ここ数年来の傾向ではあるが、”人材主義”がいっそう徹底してきたことである。
学閥は少しずつではあるが解消しつつあるようだし、指定校制度も有名無実になってきている。
採用は平等に
能力重点主義による採用の結果、学閥の壁は次第にうすくなっているようにみえる。
伝統的に特定の大学が多くなるのも、受験生がそう望むためであって、企業の側でそういう選択を故意にするところはあまりないようだ。
率先して学歴廃止を宣言しているソニーなどはこの調査に協力してもらえなかった。
また学校別の人数を公表することによって「変に勘ぐられたくない」という企業もいくつかあった。
旭硝子、大正製薬、日立製作所、松下電器、野村證券、日本IBMなどである。
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いざフタをあけてみると一流企業は特殊な一流大学からしか採用しないということでは学生をだますことになる。これはいかんですよ。
産学協同の路線にそって、全国の大学から平等に卒業生を採用すべきで、一流企業は門戸を広く開放しなければいけないと思いますね。
またその方が人材が集まる。 全部いっせいに試験してみると、東大卒の人間が優秀とばかりはかぎらないんですよ。