日本平和神軍ってどうよ？

まあ、日本平和神軍隊士共のバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。
取引先の黒須英治博士に、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、
貧乏人」という顔をする。貧乏人はいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉5キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、博士が肉を切る。やたら切る。不良風の秋田ねえさんと末成りの青瓢箪みたいな伸一も
このときばかりは会長を尊敬。
普段、目もあわせないらしい伸一が会長とか言ってる。ピップエレキバンか？　畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。　洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いて黒須一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。博士が焼いて、博士が神軍隊士に取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか？」などと、残った脂身を寄越す。畜生。
で、黒須一家、5ｷﾛくらい肉を食った後に、みんなで麦茶とホッピーを飲む。
「今日は僕も飲んじゃう」とかガリ伸一が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ？
顔面白癬菌女も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
野中中佐が「太っちゃったわね」とか言って、中杉弘が「ｶﾛﾘｰｾﾞﾛだから大丈夫さ」とか言う。
豚軍のｼﾞｮｰｸの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、日本平和神軍隊士共にバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。