最大級の談合摘発されたけど・・・

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460名無しさんの主張
地下鉄談合 ゼネコン6社立件へ 名古屋地検、大林組元顧問を聴取

 名古屋市発注の地下鉄工事をめぐる談合事件で、名古屋地検特捜部が独禁法違反(不当な取引制限)の疑い
で、談合の仕切り役とされる大林組名古屋支店元顧問、柴田政宏被告(70)=別の競売入札妨害罪で公判中=
から事情聴取したことが21日、関係者の話で分かった。特捜部と連携する公正取引委員会は来週にも、鹿島
などゼネコン6社と、各社の営業担当者16人を同法違反の罪で名古屋地検に告発する見通しで、告発を受け
名古屋地検は立件するとみられる。
 ゼネコンが独禁法違反罪で告発・立件されるのは初めて。この事件では平成17年末に大手ゼネコンが談合決別
を宣言した後に再談合していたことから、名古屋地検と公取委はより悪質と判断し、告発・立件に踏み切る方針
を固めたとみられる。
 関係者によると、柴田被告は名古屋市交通局が18年2月と6月に入札を行った市営地下鉄6号線延伸工事(5工区)
で、各社の要望や実績などを考慮し、事前に落札予定の共同企業体(JV)を決めるなど談合を主導した疑いが
持たれている。
 このうち2月に実施された4工区では入札前に同市に談合情報が寄せられたため、落札予定JVの幹事社だった
鹿島と清水建設の担当者、柴田被告が再談合し、鹿島と清水のJVが受注予定だった工区を入れ替えていた。
また、この5工区に加え、今年1〜3月に入札予定だった4工区についても受注調整が行われた疑いが浮上して
いる。
 柴田被告は体調を崩して名古屋市内の病院に入院していたが、特捜部は談合の実態解明には事情聴取が不可欠
と判断。柴田被告は大筋で容疑を認めたもようだ。
 一方、公取委に告発されるとみられるのは鹿島▽清水建設▽前田建設工業▽ハザマ▽奥村組−の受注JVの幹事
社5社と、談合を仕切った柴田被告が所属していた大林組の計6社。個人としてはそれぞれの社の担当者が告発
対象になる見通しだ。
 事件をめぐっては、名古屋地検が1月22日に競売入札妨害(談合)容疑で大林組など3社の本社を家宅捜索。
公取委も各社の名古屋市内の支店を独禁法違反容疑で強制調査し、連携して捜査を進めていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070222-00000016-san-soci